.FiZZで掲載中の『全力で、愛していいかな?(さんずい尺先生)』の第1話のネタバレと感想をまとめました。
https://madkid.jp/zenryoku-matome/
『全力で、愛していいかな?』1巻「好きなんだ、千世ちゃんのこと」ネタバレ
◆オジさんと呼ばれる人種が苦手な千世が・・・
男社会の建築業界で働く千世は、女の子だから。女のくせに。これだから女は。と差別発言をされたせいでオジさんが苦手になり、精神的にも疲れていました。
千世はそのせいもあり、オジさんと呼ばれる人種が苦手になります。
しかし唯一、お気に入りの飲食店で一緒にランチをする瀬尾だけは違いました。
ランチをしながら瀬尾とする世間話は、千世の憩いの時間になっていたのです。
瀬尾は千世が通う、飲食店系列の大手外資系企業の副社長。
千世はちょっとしたトラブルが元で知り合い、今では気兼ねない会話をする仲だと思っていました。
そんな瀬尾から次の木曜日はランチをテイクアウトして、外で食べないかと誘われます。
千世は瀬尾が約束を申し出たことを意外に思いながらも、その提案を受け入れました。
そして、その木曜日のランチの時、千世は瀬尾から好きなんだ。と告白されたのです。
その後。
千世は銭湯の大きな湯船につかりながら、断る言葉を考えなければいけないと思っていました。
瀬尾のことは嫌いではありませんし、有難い話だとは思っています。
しかし、今の千世には恋愛面に注ぐ体力が無いのです。
嫌味な上司と同僚。
ちょっと面倒な現場の人。
逃亡した後輩。
増えた業務と大きな仕事。
その上、瀬尾との恋愛話。
気楽な仲がよかった千世にとっては、重荷でしかありません。
◆出勤途中で瀬尾に遭遇した千世は・・・
千世は出勤途中に気まずくなったりしそうなのは面倒だから、なかったことにならないかなと考えてしました。
すると偶然にも駅のホームで瀬尾と遭遇してしまいます。
千世を見つけた瀬尾は、嬉しそうに千世に近寄ろうとしていました。
ところが千世は思わず、視線をそらしてしまいます。
そのまま改札を出てしまった千世は、視線をそらしたことを酷く後悔しました。
感じが悪い行動を取った自覚があった千世は、どうやってフォローしようかオロオロします。
気が付かなかったことにしようかとも千世は思いましたが、瀬尾の落ち込んだ様子を思い出し、次に会った時に謝ることに決めました。
ところが。
それからしばらく、瀬尾がいつもの飲食店に顔を出さなかったのです。
千世は自分にそう思う資格はないと思いながらも、瀬尾に会えない寂しさを感じていました。
新しい立場や職場に疲れ切っていた千世は、しばらく友人との連絡を取るのも億劫だったのです。
そんな状況でも瀬尾とのランチが楽しみの一つになっていたことを、千世は改めて実感しました。
そこに出張に行っていた瀬尾が、久しぶりに姿を見せます。
瀬尾は出張のお土産を渡し、千世が話をしてくれたことをに安堵したような笑顔を浮かべました。
千世も瀬尾が会ってくれたことに安堵します。
そして千世は話したいことが有るからと、今晩一緒に食事をしないかと誘いました。
瀬尾は複雑そうな表情で自分が店を探しておくから、18時半に駅前でと提案します。
◆約束の時間・・・
約束通り、仕事が終わって駅前にやって来た千世は、シャツにコーヒーのシミを作っていました。
千世は子の位置なら、スーツで隠せるから大丈夫だと言います。
そんな千世に瀬尾は食事までは時間があるから寄り道をしようと言い出しました。
瀬尾から洋服を買ってもらった千世はホテルのレストランに着いても、本当に買ってもらってもいいものか戸惑っています。
瀬尾は千世のドレスアップを見れて、得したのは自分だと言って笑いました。
千世はスマートな対応をする瀬尾を見て、こういう雰囲気がすごくハマる人だと思います。
◆食事を終えた千世と瀬尾は・・・
食事を終えた千世は、瀬尾に連れられてホテルの庭を散歩していました。
千世が食事が美味しかったお礼を言うと、瀬尾はこのホテルはモーニングが一番美味しいのだと言います。
更には今の庭より朝はもっときれいだと言われた千世は、ホテルに誘われている気がしてしまいました。
千世が悶々と色々なことを考えていると、突然、瀬尾が謝罪します。
驚いている千世に、瀬尾は告白したことで沢山悩ませてしまったというのです。
瀬尾が告白したのは、自分の気持ちを隠し通せる自信がなかったから。
そんな瀬尾の我が儘に付き合わせたことを、申し訳なく思いました。
瀬尾は返事はわきまえていると言い、それでも千世さえよければ時間が掛かってもまたランチで会うオジさんに戻りたいとお願いします。
千世には瀬尾の負担を掛けないようにしてくれている心遣いが、伝わってきました。
千世はそんな気を使ってくれている瀬尾に、お試し期間を貰えないかと提案します。
瀬尾のことを恋愛対象に見ていなかったから、瀬尾さえよければ前向きに考えたいと千世は言いました。
すると瀬尾は千世の両手を包み、はにかんだ様に微笑んで嬉しいとお礼を言います。
両手を包まれて顔を真っ赤にした千世は、胸がトクン。トクン。と高鳴るのを感じました。
勢いで手を取ってしまったことに気が付いた瀬尾は、慌てて千世の手を離します。
そして瀬尾は今後のことはまた後日に決めようと言い、そろそろいい時間だから行こうと言いました。
すると千世は瀬尾の手を掴んで、顔を真っ赤にしてすごく久しぶりだから上手く応えられるか分からないと言い出します。
ドキドキと大きな音を立てる心臓。
千世はよろしくお願いしますと言って、瀬尾の胸に飛び込みました。
一体、いくつなの!?と聞きたくなります。
本当に千世より年上なのでしょうか。
そもそもオジさんと言われる年齢なのは、本当なのかと聞きたくなります。
そして千世が瀬尾を無視してしまった時の、表情と行動。
やっちまった感がすごいんですよね。
心臓はバクバクと音を立てるし、頭の中はどうしよう!?でいっぱいになりますし。
分かる~。と思わずなってしまいました。
『全力で、愛していいかな?』1巻「好きなんだ、千世ちゃんのこと」感想まとめ
仕事のことでいっぱいいっぱいの千世が、ずっと仲のいい知人だと思っていた瀬尾に告白されて困惑します。
こんなに高スペックの瀬尾に告白されるとは、なかなかやるね~。と言いたいところですが、千世にとってはそうでもないようですね。
瀬尾はオジさんと呼ばれる年齢のようですし、お昼に会話するだけの良い人ポジションだったのでしょう。
電話番号も知らない仲なのにいきなり告白されれば、困惑しても仕方ありませんよね。
最初は断る気満々だった千世が、お試し期間を提案しました。
瀬尾を無視した後、会えなかったことがそうと寂しかったのでしょう。
でも久しぶりの恋愛すぎて、上手く付き合えるか分からないからのお試し期間なのかもしれません。
それにしても、スマートな対応をこれまでしてきて、フラれる覚悟もあるような瀬尾がホテルに誘うのでしょうか。
でもモーニングが美味しいだの、朝の庭がキレイだの。
ホテルに誘っているようにしか思えないのも事実。
でも、千世が瀬尾の胸に飛び込んだ時は、えっ?っと驚いているようですし、一体どっちなんでしょう。
サービス名 | 特典 |
![]() シーモア |
・無料会員登録で70%OFFクーポンプレゼント ・3日連続購入で最大600ポイントプレゼント ・月額メニュー登録で20,000ポイントプレゼント ・オトナ向け、TL、BLマンガの数が豊富 |
王国 |
・購入金額の最大50%ポイント還元 ・無料で読めるマンガの数が豊富 |
・31日間無料トライアル実施中 ・無料トライアル登録で600ポイントプレゼント ・継続利用で1200ポイントプレゼント |
|
・30日間無料トライアル実施中 ・無料トライアル登録で1350ポイントプレゼント |
|
マンガ |
・無料会員登録で100冊まで40%OFFクーポンプレゼント ・LINE登録で毎週10%OFFクーポンプレゼント ・月額プランは翌月100%還元実施中 |