ガンガンONLINEで掲載中の『わたしの幸せな結婚(顎木あくみ / 高坂りと / 月岡月穂先生)』第24話のネタバレと感想をまとめています。
【『わたしの幸せな結婚』前回のお話しのあらすじ】
葉月の離婚の原因と後悔を聞いた美世は、自分が家族を知らないということを痛感します。
今後 清霞の家族になれるのか不安に思った美世は・・・。
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『わたしの幸せな結婚』第24話「訪問者」ネタバレ
◆笑顔の練習・・・
清霞が忙しくなってほとんど帰宅しないため、美世は悪夢が怖くてほとんど睡眠をと取れていませんでした。
それでも美世は清霞に迷惑を掛けないようにするために、葉月の淑女訓練を怠ることはしませんでした。
笑顔をうまく作れるようになった美世は、ちょうど訪れた来訪者相手に練習してみることにします。
玄関に出迎えに行くと、そこには街でよろけた美世を助けてくれた新でした。
新は非番だと聞いていた清霞を尋ねてきたのですが、清霞は急に出勤して留守にしています。
美世は厳しい暑さの中に尋ねてきた新に、少し休んで行くよう促しました。
言葉に甘えてお茶をご馳走になった新は、美世に自己紹介をして握手を求めます。
新は社交界で噂になっていた清霞の婚約者が美世だと知り、清霞にがっかりしたと言い出します。
街で会ったときより顔色が悪くなっている美世を、清霞や葉月が無理に頑張らせているというのです。
◆反論する美世・・・
できないことをやろうとしていることをくだらないと言われた美世は、清霞や葉月は自分のわがままに協力してくれているだけだと反論しました。
体調が悪いのは自分の責任なのに、清霞や葉月が悪く言われることが許せなかったのです。
新は空気を悪くしたことを謝罪し、退室していきました。
見送りに出た美世がかっとなってしまったことを謝罪すると、新は美世だけの役割を上げられると意味深な発言をして美世に連絡先を渡して出ていきます。
美世は自分だけの役割が何なのか、不思議そうにしていました。
◆清霞に会いに来た新・・・
屯所に遅れてきた新を、清霞は不機嫌そうに睨みつけました。
新が遅れた理由を聞いた清霞は白々しいと思いますが、オクツキの件で混乱していることもあって嘘だと断言することもできません。
実際 清霞も最近は忙しく、五道に家に帰って休むように言われるほどです。
清霞は忙しいと言うだけで気が立っていると部下に言われてしまうことを情けないと思い、ため息がこぼれてしまいました。
清霞は夜 帰宅できていないことで、美世の悪夢を和らげることができずにいることが心配でたまりません。
そのことを考えていた清霞に、新が美世の体調が良くないことを指摘します。
清霞は顔見知り程度の美世のことを、新の口から語られて不愉快だと思っていました。
美世の体調が良くないことには気が付いていたのですが、忙殺されて昨日の夕方の美世の顔色を思い出すことができないことを後悔します。
新は婚約者なら仕事が忙しくても気にかけてあげるべきで、自分なら美世のようにはしないと言い放ちました。
清霞は言い返す言葉が見つからず、膝の上で拳を強く握ります。
清霞の顔が険しくなっていると真似してふざけて見せますが、それも清霞のことを心配してのこと。
清霞にとっても腹心の部下だからこそ、真似されても怒らないのでしょう。
五道のキャラクターだから、ふざけても許されているのかもしれません。
五道の顔真似は全く似ているとは思いませんが、五道の気持ちは伝わってきました！
『わたしの幸せな結婚』第24話「訪問者」感想まとめ
◆新の謎の行動
新は清霞がいないとわかっていて、家に行ったような気がします。
それも美世と知り合うためでしょう。
おそらく薄刃家に関係ある人物なのだと思うのですが、美世の体調の悪さを周囲の人のせいにしているのはなぜなんでしょう。
美世の体調が悪くなっているのは、薄刃家の異能に関係していることだと思います。
それなのに美世の体調の悪さを清霞たちのせいにするなんて、不自然だと思ってしまいます。
清霞たちのせいにすれば、美世は余計に清霞たちを庇おうとするでしょう。
自分たちの方に引き込みたいなら逆効果にしかならないと思います。
新は美世が自分の意思でやっている淑女訓練を、清霞や葉月が無理やりやらせていると本気で思っているのでしょうか。
だから無理をしている美世に役割を与えれば、自分たちの方に来ると信じているということなんですかね。
そもそも美世にだけ与えられた役割とは何なんでしょうね。
なんとなく美世の命と引き換えに、何かある気がして不安になります。
新が18話で謁見していた陛下と関係があるとは思うのですが、まだまだ謎のままです。
◆神経を逆なで
新は人の神経を上手に逆なでしますね。
清霞のことを悪く言われれば、姉である葉月が怒るのは当然でしょう。
美世のことを言われた清霞が、不快感をあらわにしたのも当たり前だと思います。
新はわざと神経を逆なでして、美世を孤立させようとしているのかもしれません。
でもそれは絶対に逆効果ですよね。
新は美世の性格を全くわかっていないんでしょうね。
◆後悔
清霞は忙殺されて、美世のことに気が回っていないことを後悔していますね。
でも清霞ひとりで、部下も美世も両方守るなんて難しいことだと気が付いて欲しいです。
人がひとりでできることなんて限られているのですから、助け合っていかないといけないと思います。
美世の悪夢のことは清霞しかできないかもしれませんが、軍の仕事は他の人でもできるでしょう。
仕事を辞める必要はないと思いますが、せっかく五道が休むように言ってくれているんです。
美世を守るためにも清霞自身の体のためにも、五道の提案に乗るべきでしょう。
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