『わたしの幸せな結婚』のネタバレ記事まとめはこちら↓
ガンガンONLINEで掲載中の『わたしの幸せな結婚(顎木あくみさん/高坂りとさん/月岡月穂さん)』第12話のネタバレと感想をまとめました。
《『わたしの幸せな結婚』の第11話ネタバレおさらい》
花が美世を訪ねてこれたのは、清霞のおかげだと知った美世は、ようやく自分が隠していたことを伝えることが出来ました。
清霞は全てを受け入れ、美世を抱き寄せ・・・。
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『わたしの幸せな結婚』第12話「お礼の宴」ネタバレ
美世は桜柄の美しい着物を、着ていました。
この着物は美世が清霞と初めてのデヱトをした日に、清霞が美世に内緒ですずしま屋に頼んでいたものです。
美世は届けられた立派な着物を前に、こんなにたくさん貰えないと恐縮しました。
清霞とすずしま屋の女将に説得され、いただくことにします。
美世がお礼を言うと、清霞は照れながら返事をしたのでした。
こうして受け取った着物を着て、清霞に貰った櫛で髪を解けば、少しは母親に似ている気になる美世。
夕刻も近づき、美世は宴の仕度に取り掛かります。
その頃、五道は清霞の運転する車の助手席で、美世の手料理を楽しみにしていました。
美世は花を久堂家に案内してくれた五道に、感謝の気持ちを込めた宴の準備をしているのです。
清霞は理由がどうであっても、美世が自分から他人に会おうとしだした変化を喜ばしく思っていました。
清霞がそんな風に考えていると、五道が真面目な顔で見張りの式を撒けたか気にします。
毎日飽きもせずに清霞のあとをつけている式。
清霞はその程度でヘマをするはずがないと断言しました。
五道は西洋文化が入ってきてからの、異能者の質の低下を嘆きます。
科学技術が発展した帝国内では、異形の存在を否定する者が増えました。
異形は人間の恐怖心や想像力で具現化するため、信じる者が減れば異形も力を失うのです。
異形の数が減れば、討伐する異能者も少なくなっていくのは道理。
必然的に異能者の実力も落ちるというものです。
異能の家系の中でも名家と言われる久堂家の当主である清霞でさえ、大昔の異能者と比べれば優秀とも言えないくらいでした。
美世は三つ指をついて、清霞と五道を出迎えます。
今の美世は以前の姿とは違い、血色がよくなった頬にきちんととかされた濡れ羽色の髪。不摂生を感じさせなくなった袖からのぞく手首。
美世は清霞の視線に気が付き、どうかしたのかと首をかしげます。
清霞は思わず、良く似合っていて綺麗だと口に出してしまい、慌てて口をふさぎました。
美世は顔を真っ赤にして照れ、再度着物のお礼を言います。
二人のいちゃつく姿を見せつけられた五道は、呆れてしまいました。
美世が用意した食事を口にした五道は、美味しいと言って目を輝かせています。
そんな五道に美世がお酌をして、先日のお礼を言いました。
五道はただ送迎をしただけと言いますが、美世は花との再会も、清霞に本音を話せたことも五道のおかげだと思えるのです。
清霞からは褒めてももらえなかった五道は、褒めてくれた美世の手を取って清霞との結婚は止めて自分と結婚しようと冗談を言い出しました。
口にした日本酒を吹き出した清霞は、五道に詰め寄り胸ぐらを掴みます。
美世は真面目に清霞がいいから、申し訳ないと五道に返事をしました。
五道は真面目な美世の態度に、冗談が過ぎたと謝罪します。
清霞は美世は居場所を与えてくれる誰かではなく、自分を選んでくれたのだと実感しながら酒を口にしました。
その日の宴は好き勝手な発言を繰り返す五道を清霞がいさめるのを繰り返し、楽しく終わります。
五道が帰った後、風呂から上がった清霞は屋敷の中が妙に静かなことに気が付きました。
そんな中、美世がうなされている声が聞こえた襖を開けると、そこにはちゃぶ台に持たれてうたた寝をしている美世の姿があります。
清霞は美世の周りに異能が使われたわずかな気配を感じ、美世を起こそうとしました。
しかし美世はなかなか目覚めず、清霞は語気を強めて美世の名前を呼びます。
目が覚めた美世は悪い夢でも見ていたのかと聞かれ、涙があふれ出してしまいました。
清霞は涙を流す美世を抱きしめ、もっと頼ってもすがってもいい。自分の感情をさらけ出して甘えてもいいのだと、美世を慰めます。
清霞は美世が抱えている傷が想像よりも深くて大きいもので、簡単には消えないものだと想像できました。
しかしもう解放されて欲しいと、心から願うのです。
清霞は腕の中でうずくまっている美世に、いくらでも泣いていいから、涙が枯れたらまた笑って欲しいと言いました。
美世はこの家に来てから、毎晩母の形見を目の前で壊され、燃やされてしまう夢を見るのだと話します。
美世は慰めてくれている清霞に、本当にこのまま傍にいていいのか尋ねました。
清霞はいなくなられては困るとこの前も言ったはずだと言います。
美世は自分がどんなに無能で、役立たずでもかと尋ねました。
清霞は美世のことを無能とも役立たずとも思っていないが、例えそうだとして構わないと言い美世の涙を拭います。
美世は清霞にそんなことを言ってもらえるような人間ではないが、できるだけ長く清霞の役に立てるようもっと頑張ると清霞を見上げました。
清霞は美世の精一杯の前向きな言葉なのだろうと受けとり、そうして欲しいと美世の肩に手を添えます。
そして清霞は先ほどの異能の気配が気になりだしました。
もし美世が見ている悪夢が異能のせいだと改定すれば、それができる異能の持ち主は美世の母の実家・薄葉家の者しか考えられません。
『わたしの幸せな結婚』第12話「お礼の宴」感想まとめ
五道が美世さんと名前を口にしただけで、嫉妬する清霞。
かなり美世に惚れていることがわかります。
ただ、それを嫉妬とは思っていないというところが、恋愛初心者としか思えません。
清霞は美世が初恋なのかもしれませんね。
五道はそんな清霞に、気持ちを気が付かせるために、わざと煽っているように見えます。
五道は軍人でもありますし辰石の式を撒くことも出来るので、異能者としても優秀なのでしょう。
これから清霞や美世の力になってくれる、大切な存在になるのは間違いありません。
それにしても、美世が久堂家に来てからうなされるようになったのは、薄葉家のせいなのでしょうか。
異能を持たない美世に、薄葉家が何の用があるというのでしょう。
以前、美世が見た夢にもう少し大きくなったらと、美世の母・澄美が言っていたことに関係があるのかもしれません。
ようやく清霞と美世の気持ちが通じ、丸く収まったかに思えた久堂家なのに、また一波乱怒りそうですね。
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