めちゃコミックで連載中の『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい(Ake先生)』の第55話のネタバレと感想をまとめました。
【『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい』前話あらすじ】
玉輝が事件に巻き込まれた可能性を考えて、奈々は文秀に手がかりを探すようにお願いします。
文秀が探ってきた玉輝の居場所は、無法地帯と言われるカブキ町で・・・。
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『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい』第55話ネタバレ
◆玉輝に助けられた奈々・・・
奈々は玉輝に助けられ、何もない部屋に連れてこられました。
玉輝は奈々が無茶をして、カブキ町までやってきたことが信じられません。
奈々は盛興産に入ると約束した玉輝のためにここまでしたのだから、関係ないの一言で追い払われるわけにはいきませんでした。
しかし奈々は今 どんな人間を敵に回そうとしているかわかっていません。
レストランで奈々と玉輝の席に運ばれてきた赤と黒が混じったお酒の酒言葉は「最後の死」。
玉輝の両親と会社に問題が起きた三日前の晩に、行きつけのバーに知らない誰かが置いた酒と同じものでした。
玉輝は今まで生きているだけでよかったのだから、他に何も望まないと言います。
外の騒ぎが収まれば安全な場所まで送るから、もう放っておいてほしいというのです。
玉輝はどうせ誰も自分を助けられないとあきらめていました。
奈々は玉輝の正面に腰を下ろし、それは本心ではないと指摘します。
玉輝は様々なことから目を背けるのは簡単でも、その後は今より苦しむ未来しかないと言われ胸が痛みました。
その頃。
部屋で仕事をしていた八雲は奈々がメッセージに反応しないことに、苛立っていました。
温(はる)も八雲のいら立ちがわかるのか、ニャーニャーとずっと鳴いています。
八雲は温の頭を撫でて、奈々はきっと寝てしまったのだろうと言い聞かせていました。
そこに慌てた様子の安藤が入ってきて、文秀が今すぐ会いたいと言ってきていることを伝えます。
奈々が大変なことになったかもしれないと聞いた八雲は、すぐに文秀を中に入れるよう指示をしました。
◆カブキ町から逃げ出そうと・・・
夜中一時。
奈々はカブキ町を抜け出そうとしていたのですが、遅い時間なら見張りがいなくなるという甘い考えを嘆いていました。
逃げるときにスマホも落としてしまい、外と連絡を取ることもできません。
奈々は一緒に逃げている玉輝に、戻ったら自分のためにいっぱい働いてもらうと愚痴を言います。
玉輝は自分より年下の奈々が悟っているように見え、自分のことを臆病だと思うか尋ねました。
奈々はバカなことだと一蹴します。
情勢を読んで逃げるのは人間の本能です。
玉輝が置かれている状況を奈々にあれこれいう資格はありませんが、例え前が崖だとしても後退りをしていけないこともあると言いました。
奈々は玉輝が一緒に帰る選択をした時点で、臆病者ではないと断言します。
するとカブキ町の人間が奈々たちを見つけて追いかけてきました。
玉輝は奈々の手を引いて、身の安全が保障されるであろう出口まで走り出します。
玉輝は絶望している自分に手を差し伸べてくれた奈々に感謝し、奈々を連れ出そうと必死でした。
◆カブキ町の出口・・・
ところが出口まであと少しというところで、カブキ町の男に先回りされてしまいます。
奈々は緊急事態ということで八雲の威光を借りようと、八雲の名前を出しました。
カブキ町の男たちを使っている黒幕が誰で何をしようとしているのか離せば、安全の保証を約束します。
しかしみすぼらしい恰好をしている今の奈々が、八雲家のような雲の上の人物と知り合いとは信じてもらえません。
男は奈々たちを殺す気で、鉄パイプを振り上げました。
玉輝は奈々をかばって意識を失ってしまいます。
玉輝を抱き起こそうとした奈々の手にはべっとりと血が付き、出血量にガタガタと震えだしました。
するとカブキ町の出口に安藤が姿を見せ、男たちはその場を逃げ出します。
安藤は部下にこの町の各地区のボスを全員捕まえるように指示を出しました。
万が一 反抗した者はいつも通りの処理をするように言われ、部下は即座に行動にかかります。
奈々は安藤が来たことで安心したのか苦しそうに呼吸をして倒れてしまいますが、先に玉輝を助けるようにお願いします。
◆病院に担ぎ込まれ・・・
二時間後。
処置用のベッドで横になっている奈々の横で、医師が何度も言ったとおり急なショックを受けただけで少し休めば自然に良くなると困ったように説明していました。
説明を聞いた安藤は頭を抱えてため息をつきます。
安藤は奈々の隣から離れようとしない八雲に、医師もそう言っているのだから奈々が休息できるようにいったん帰ろうと促しました。
ようやく廊下に出た八雲は安藤にその後の経過を確認します。
安藤は抵抗が激しい者はほとんどいなかったようですが、闇に紛れて数人とりにがしたことを報告しました。
そして捕まえた人間の証言に気にかかる点があることを説明します。
カブキ町の男たちの本来の目的は玉輝を破滅させることだったのですが、黒幕に貸しができるならと奈々も一緒に潰そうとしていたようです。
安藤は玉輝を理由にして奈々も破滅させる一石二鳥を狙ったのではないかと、感じたと言いました。
八雲はよく当たる安藤の直感を信用し、全て任せるから真相を調べ上げるように指示します。
奈々を傷つけた人間は一人も逃がす気はありませんでした。
世話役の安藤でも怯えられるほど、八雲の名というのは凄いのだとよくわかるシーンですよね。
本来なら日陰であるはずの世話役が来たことで悪人たちが逃げ出すなんて、ヒーローそのものじゃないですか。
ヒーローはヒーローでも、ブラックヒーローかもしれませんけど・・・。
『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい』第55話感想まとめ
赤と黒が混じったリキュールで酒言葉が最後の死って、随分 物騒なお酒ですね。
最後を意味するカクテルと言えば一般的にX.Y.Zが有名かと思いますが、白濁した色をしていますし死なんて物騒な言葉は出てきません。
どんな酒なんだろうと調べたんですが、結局わかりませんでした。
でもこのお酒が今後 重要なキーワードになってくるんでしょうね。
きっと八雲家の力で、このお酒と玉輝の両親の死や玉輝や奈々が狙われた理由もわかることでしょう。
そして文秀は無事にカブキ町から逃げられたようで良かったですね。
そのおかげで八雲に奈々の危険が知らされて、奈々と玉輝も無事にカブキ町から出ることができました。
後で奈々は八雲に怒られるとは思いますが、命が助かったことに感謝ですよね。
そもそも逃げているというのに、目立つ場所で臆病者だとかそうでないとか話をしているのが間違いなんですよ。
そんな話は出てからで良いでしょうし、そうでなかったとしても隠れて話しましょうよ。
それは失敗としか言いようがありませんよね。
結果的に安藤が助けに来てくれたからよかったですが、安藤が間に合わなかったら大変なことになっていたことは間違いありません。
もう少し奈々も考えて行動してほしいものです。
どうせ八雲の名前を使うのなら、最初からお願いしておけばよかったのにと思いました。
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