【サレタガワのブルー】106巻ネタバレ｜和正の浮気を疑ったともみは！？

『サレタガワのブルー』106巻「浮気・・・？」ネタバレ

盛大なくしゃみをした和正に、女子大生バイトの有栖がかっこいいからこの辺りではみんなが噂していると笑顔を浮かべます。

有栖は今日がともみの妊婦健診だということを和正に確認し、和正と二人きりだからバレないと裏の倉庫に誘い出そうとしました。

有栖は和正の背後から近づき、和正の耳元で社長のこと・・・とつぶやきます。

和正はとても嬉しい申し出だけれど、おじさんで既婚者だから有栖から距離を取ろうとしました。

有栖はそれでも好きになったからと言って、和正に抱きつきます。

それでも彼女になりたいという有栖に、和正は動揺しました。

有栖は必死に自分じゃダメなのかと、和正に縋り付きます。

和正は有栖に抱きつかれ、鼻の下を伸ばしながらダメじゃないと言いました。

有栖はめちゃくちゃ可愛いと思うし、若くてピチピチで巨乳で和正好みです。

和正は有栖に抱きつかれ、身体が反応しそうになりました。

しかし和正は抱きついている有栖を、ゆっくりと自分から離します。

そしてもうすぐ子供も生まれ、ともみには苦労を掛けて来たから、もう傷つけたくないんだと言って有栖から視線をそらしました。

和正は有栖に視線を戻すと、だから無理なのだと言って謝ります。

有栖はバレなければ誰も傷つけないんじゃないかと、食い下がりました。

絶対に和正の妻であるともみには、バレないようにするというのです。

和正の心臓はドクンドクンと、音を立てていました。

和正がそれは身体だけの関係でもいいということかと、生唾を飲みながら有栖に確認します。

有栖はそれだけ和正のことが好きだから、それで構わないと答えました。

二番目でも、都合のいい女でもいいというのです。

和正が子供が生まれるからというのなら、子供が生まれたら会うのをやめればいいのだと有栖は和正に迫りました。

しかし和正は気持ちは嬉しいと言いつつ、有栖の誘いを断ります。

少し前の和正ならこんな誘いが有れば、速攻でいただきますしていたと思うと和正は言いました。

有栖はめちゃくちゃ可愛いから、そうなってもおかしくありません。

でも和正はそろそろいい父親になりたいのだと言います。

若い女の子には、いただきますと言って抱くのではなく、自分を大切にしなさいとかいい言葉を言えるような大人になりたいのだと言いました。

和正は悪いことは言わないから身体を許すのは、有栖のことだけを好きと言ってくれる特別な男だけにした方がいいと苦笑しました。

和正は有栖の肩をぽんと叩いて、帰るから戸締りを頼むと言います。

そして事務所を出る前に、バイトがいないと困るから何も聞かなかったことにすると言って出て行きました。

有栖は背中を向けている和正に、有栖が勝手に好きでいるだけの片思いならいいですよねと問いかけます。

和正はしばらくの沈黙のあと、他にもいい男はいるから時間の無駄だからやめておくように言って帰って行きました。

田舎道を歩いて帰る和正は、断れた自分を自画自賛します。

今まで女に溺れてきた和正は、自分が最初から断る勇気さえ持っていれば梢や拓斗を失わなかったと後悔していました。

そしてせめてこれからは何も失わないよう、誠実に生きて行こうと思います。

腹をくくってわざわざ田舎まで来た以上、新しい家族を一生かけて愛するつもりなのです。

和正は流れ星を見つけ、家庭医円満を祈りました。

自分が生まれ変われることができたのだと自信を持って、帰宅した和正。

玄関で出迎えたともみに、健診がどうだったか尋ねます。

ともみは嬉しそうに3Dエコーして、赤ちゃんの顔がはっきり見えたと嬉しそうにしていました。

3Dエコーが何なのかわかっていない和正に、スマホに入っている動画にした物を見せると

和正はテンションが上がります。

嬉しそうにともみに近づく和正から甘い香水の香りがしていることに、ともみは気が付きました。

和正は動画で和んで嬉しそうにしながら、お風呂に入ると言います。

ともみはその様子を浮気の証拠隠滅をしようとしていると、思ってしまいました。

ともみは和正がお風呂に入っている間に、脱衣所に残された和正のスマホを確認します。

しかしスマホはロックもされていない上に、怪しいメッセージの一つも残っていませんでした。

ともみは家と職場の往復で出会う機会がない和正が、唯一であった有栖が浮気相手だと疑います。

妊婦の妻がいるとわかっておきながら有栖が手を出したと腹を立て、有栖をクビにする気満々でした。

もし和正に手を出していたら、高額な慰謝料を取ろうと怒り狂っています。

そんなトモミにお風呂から上がって来た和正が声を掛けました。

ともみはバスタオルの補充だと笑みを浮かべ誤魔化しますが、心の中では証拠を見つける気満々です。

和正のスマホをスーツのポケットに隠そうとしていたともみは、やはり上着から香水の香りがすると再確認していました。

ここまで移るなら濃厚に抱き合わないと無理だろうと思って、腹が立ちます。

するとともみは上着の肩の部分に、口紅がついていることに気が付いてしまいました。

ともみの顔はみるみる怒りの表情に変わるのです。