『サレタガワのブルー』のネタバレ記事まとめはこちら↓
めちゃコミックで連載中の『サレタガワのブルー(セモトちかさん)』の第105話のネタバレと感想をまとめました。
《『サレタガワのブルー』の第104話ネタバレおさらい》
行くところが無くなった梢は、久民の部屋を提供してもらうことになりました。
家主の久民は暢の部屋に移動します。
梢は良くしてくれる久民と暢にお礼がしたいと言い出しました。
久民はカットモデルを頼み、暢は・・・。
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『サレタガワのブルー』第105話「不穏」ネタバレ
暢から力になりたいと言われた梢は、それは友達としてなのか聞き返しました。
そこに梢の電話が着信を知らせます。
それは保育園から、拓斗が姿を消したという連絡でした。
梢はとりあえず保育園に向かうと言って電話を切ります。
暢は拓斗に何かあったのか尋ねると、梢は青い顔をして震えながら拓斗がいなくなったことを話しました。
保育士たちが保育園中を捜していても見つかっていないそうです。
よちよち歩きの1歳の子供がいなくなるのは、不自でした。
暢は話を聞いて、とりあえず梢に落ち着くように言います。
しかし梢は暢の声が聞こえていないのか、スマホを握りしめて玄関に向かいました。
梢の後を追った暢は、梢が忘れているバッグを渡します。
バッグを持ってきてくれた暢に、梢は仕事初日から早退することを謝罪しました。
暢は気にしないでいいと言うのですが、梢は手が震えて靴紐さえ結ぶことができません。
暢は梢の回り込んでしゃがみ、梢の靴紐を結びます。
梢はタクシーを拾うと言っていたのですが、暢が保育園まで送るからいったん深呼吸するように言いました。
暢はきっと拓斗はかくれんぼでもしているだけで、ちゃんといるから大丈夫と梢を慰めます。
暢は靴紐を結ぶと立ち上がり、行きましょうと梢に手を差し出しました。
暢が差し出してくれた手を見た梢は、涙があふれてお礼を言います。
そしてもしも拓斗がいなくなったら生きていけないと、暢の手に縋りました。
弱音を吐いている場合じゃなかった口にした梢は、待っていてくれた暢に行こうと声を掛けます。
暢は梢の手を引き、急いで玄関を出ました。
暢が運転する車の助手席に乗った梢は、考えたくはないが、万が一誘拐だとすれば犯人は水無瀬だろうかと言います。
暢は水無瀬と話をつけた時のことを思い出しました。
暢から見て、水無瀬は梢の気持ちをわかってくれたように見えたと言います。
梢はあの時、暢が言ったように警察に行っていればこんなことにならなかったと、自分を責めます。
暢はタラレバを言っても何も解決しないと、自分を責める梢を止めました。
水無瀬だと決めつけてクヨクヨするより、解決に向けて色々なパターンを想定しておくのが賢明だというのです。
暢は誘拐と仮定した場合、水無瀬で無かったら和正という可能性もあるのではないかと言います。
梢は拓斗のことを引き合いに出して、離婚を渋った和正の姿を思い出しました。
しかし和正が拓斗に会いたかったとしても、和正は今は九州で再婚して幸せに暮らしているはずだから可能性は低いようです。
すると再び梢のスマホに保育園から連絡入りました。
梢が電話に出ると・・・。
保育園に到着し、車の前で待っている暢に、梢は頭を下げて謝罪します。
その腕の中には元気に笑う拓斗の姿が有りました。
拓斗は職員倉庫の跳び箱の中で寝ていたというのです。
暢は拓斗は一歳にして、一生いじられる武勇伝を誕生させたと笑いました。
梢は今回の事で自分の甘さに気がついたと言います。
そして水無瀬の件は解決したと言っても、一旦警察に相談に行こうと思っていることを伝えました。
それがいいと同意した暢は、警察まで今から一緒に行こうと提案します。
梢はこれ以上暢に迷惑はかけられないと遠慮しました。
すると梢が”田川さん”という呼びかけに反応した拓斗が、暢に”たわわしゃん”と話し掛けます。
暢も梢も一瞬何のことかわかりませんでしたが、何度も繰り返している拓斗の手が暢に伸びていることで気が付きました。
暢は自分の名前を呼んでくれたことを喜び、嬉しそうに拓斗を抱き上げます。
梢が警察署で相談している間、拓斗と車の中で待っていると言いました。
それでも警察署に送ってもらうことを遠慮する梢に、暢は自分がそうしたいからだと言います。
梢は暢が本当に拓斗が元妻の浮気相手である和正の子供というのは、どうでもいいと思える
優しい人だと実感しました。
その頃。
和正は盛大なくしゃみをしていました。
和正の会社でバイトをしている女子大生の有栖は、和正のくしゃみを親父臭いと笑います。
誰かが噂している和正に有栖は和正がかっこいいから、この辺りはみんな噂していると有栖は笑いました。
今日はともみは妊婦健診の日で直帰予定。
会社に来ることは無いので、和正はともみにもう上がって良いと言います。
すると有栖はにやりと笑い、二人きりだからバレないと言って、裏の倉庫に和正を誘いました。
『サレタガワのブルー』105巻「不穏」感想まとめ
暢が梢に優しくしているのが、恋心からなのか単純に優しさからなのかがいまいちわかりません。
しかし梢の方は暢の優しさが気になるようになってきたようです。
拓斗を和正の子だからと毛嫌いすることもなく、梢がシングルマザーで大変だろうからと手助けし、ストーカーと話もつけてくれる。
そりゃ気になりださないわけがないですよ。
性格はぴったりの二人だとは思います。
でも前に藍子が暢に言ったように、拓斗が今後和正にそっくりになってきたら暢は拓斗を愛せるのでしょうか。
自分の子供ができた時、同じように愛することができないと頭を悩ませることになりそうな気がします。
それで子供を作らない選択をしたり、拓斗に気を使って生活を送るようになったりするんじゃないかと心配もあるので、手放しで応援できません。
そして和正!
やっぱりそうなりますよね。
そりゃ、和正好みの女子大生ですし、有栖の方から誘ってるわけですから。
田舎街らしいので、きっとそんなことになったら和正も有栖も街には住めなくなるでしょう。
有栖はそれが狙いなのかもしれませんね。
それとも和正はちゃんと断ることができるのでしょうか。
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