マンガMeeで掲載中の『サレタガワのブルー(セモトちか先生)』第135話のネタバレと感想をまとめています。
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『サレタガワのブルー』第135話「たまご粥」ネタバレ
◆早退・・・
真っ赤な顔をした藍子はアルバイト中に咳き込んでしまい店長から熱があるなら最初から来ないでと注意を受けてしまいます。
早退することになったことをレオに連絡しますが、レオはアフターにいくことになっていてすぐには帰れそうにありません。
藍子が風邪をひいたのは知らない男から名刺を受け取ったことを責められた結果だというのに、レオは女と食事に行くということを不満に思います。
仕事もやりたい仕事でもないカラオケ店員を指定され、ホストの彼女でいることがつらくなってきました。
◆夢・・・
レオの部屋のベッドに倒れこんだ藍子は、暢と結婚していたときの夢を見ました。
暢は寝込んだ藍子のためにたまご粥を作って看病してくれ、好きな仕事をしていることも尊重してくれていたのです。
夢の中の藍子は暢が作ったたまご粥を口にして、ずっとこれが食べたかった気がすると涙があふれてきました。
暢は大げさだと笑って、いつでも作ってあげると言ってくれたのです。
◆何も知らない・・・
帰宅したレオは泣いている藍子を心配して声を掛けます。
目を覚ました藍子はレオがコンビニで買ってきた袋の中に、苦手な梅がゆのレトルトパックがあることに気が付きました。
お互い何が好きで何が嫌いなのかすら知らないのです。
亜蘭も龍志も和正も興味があったのは藍子の顔と身体だけで、抱かれていても愛など有りませんでした。
唯一 暢だけが愛してくれていたことを考えると、藍子は涙がにじんできます。
◆愛されたい・・・
藍子は愛されたいという感情が強くなり、心が壊れてしまいそうでした。
レオは藍子を抱きしめて、早くホストを辞めて昼職につきたいとぼやきます。
ナンバーワンになったら辞めると言っているレオの順位は、4位から2位をウロウロしている状態で1位を取れたときの夢を語りながら眠りにつきました。
藍子はレオを信じて力になれば、今度こそ幸せになれるかもしれないと思います。
しかし龍志からもらった手切れ金も使ってしまって、たいした貯金もない藍子が力になれるわけもありません。
そんな時 カラオケ店のバイト仲間から、藍子が持っているバッグが180万で売れていることを聞かされます。
夢の出来事ですから本当にあったこととは限りませんよね。
ずっと暢のたまご粥が食べたかったと泣いている藍子は、今の藍子の本音なんじゃないでしょうか。
今になってようやく暢の愛情に気が付いた証拠のような気がします!
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『サレタガワのブルー』第135話「たまご粥」あらすじ感想
◆暢の愛に気が付いた藍子
藍子はレオから愛されていないことに、おそらく気が付き始めていると思います。
でも今レオを失えば家すら無くなってしまうことがわかっているので、自分を誤魔化している気がするんですよね。
レオは藍子が風邪をひいても、アフターを優先して帰ってきてくれません。
暢は藍子が好きなたまご粥を作って、看病してくれました。
レオは藍子がやりたい仕事じゃなくても、指定したカラオケ店員をさせています。
暢は藍子の気持ちを尊重して、支えになると言ってくれていました。
藍子は暢と結婚していた時のような愛され方をしたいと思っているのでしょう。
だからレオと暢を比較してしまうんだと思います。
藍子自身 レオのことを優しい「けど」と思っているので、レオの優しさは本物ではないと気が付いているはずです。
本当に優しいのなら、客にはうまく誤魔化してアフターにいかないでしょう。
そもそもただ名刺をもらっただけの藍子を、雨の中ベランダに追い出すなんてしません。
藍子のなにもかもを支配したいだけにしか思えないですよね。
藍子にはいつまでも目を背けていないで、現実を見て欲しいです。
◆レオの狙い
レオはいったい何を考えているのかわからないですよね。
藍子と付き合い始めたのは、亜蘭にすっぽかされた藍子を誘ったのがきっかけです。
レオと亜蘭は売り上げを競っているライバルですが、レオは藍子に店に来ないように言っています。
藍子が水商売で働くのも嫌がっています。
かと言って、藍子にお金が無いことも知っているでしょう。
藍子に本気のようにも思えませんし、客にしようとしているようにも思えません。
単純に彼女がいなかったから、支配する彼女が欲しかったというだけなのでしょうか。
レオはホストの仕事を理解してくれる彼女がいなかったと言っていましたが、歴代の彼女はレオの支配欲に耐えられなかっただけだと思います。
藍子はレオがホストを辞めたら変わってくれるかもしれないとわずかな期待を持っていますが、おそらく変わることはないでしょう。
それどころかホストを辞めるかさえ怪しいと思ってしまいますね。
もしかしたら藍子の持ち物が目当てなんでしょうか。
ブランド物を持っている藍子を支配してお金を作らせるのが目的だとしたら、カラオケのバイト仲間もグルなのかもしれないですよね。
疑い出せばキリがありませんが、バイト仲間があのタイミングでバッグの値段を話したことが気になっています。
タイミングが良すぎる気がするんですよね。
藍子はこれから持ち物を売って、レオの元に通うようになるでしょう。
藍子の持ち物が無くなった時、レオはそばにいてくれるのでしょうか。
今まで男に貢がせるのが当たり前だと思っていた藍子の自業自得かもしれませんが、なんだか心配になってしまいます。
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