【サレタガワのブルー】107巻ネタバレ｜和正が浮気したと思い込んだともみが！？

◆和正に仕事を頼まれた有栖は・・・

有栖から都合のいい女でもいいと迫られた和正は、苦労を掛けた来たともみを傷つけたくないからと言ってきちんと断りました。

ただ有栖に抱きつかれたことで、スーツに有栖の香水の香りが移ってしまいます。

帰宅した和正から有栖と同じ香りがすることに、ともみはすぐに気が付きました。

その上、和正の上着の肩の所には口紅もついており、ともみは怒りで鬼の形相を浮かべます。

翌日。

和正は普通の態度で有栖に仕事を頼みました。

有栖は何事も無かったように接する和正が、大人の余裕を持った男性だと思います。

有栖は人生で一番勇気を出した告白をしたのだから、少しは意識してほしかったと和正を見つめていました。

有栖はカッコいい和正を、やっぱり諦められないと思います。

和正は有栖の視線に気が付き、何かわからないことが有るのか尋ねました。

有栖は目が合ったと悦びながら、慌てて仕事に戻ります。

そんな有栖と和正の様子を、ともみはじっと見つめていました。

◆倉庫にやって来た有栖は・・・

倉庫にやって来た有栖は、和正のことが好きだと再認識していました。

地元には芋のような男しかおらず、和正のようないい男はいないのです。

和正のようなセクシーな男性に初めて会ったと思っている有栖は、人生でもう二度と現れないと思い込んでいました。

有栖はそんな和正のことをどうしても諦めきれません。

有栖は妻であるともみのことを、冴えないブス女で和正と釣り合っていないと思っているのです。

ともみような妻ではなく、もっと美人なら諦めもついたと嘆きます。

ともみより自分の方が女として勝っている自信がある有栖は、いけない恋だとわかっていても諦めきれる気がしません。

和正のことほど人を好きになったのが初めてだから、なおさらです。

◆和正と有栖の仲を疑うともみは・・・

有栖と和正の様子を見ていたともみは、2人が何かありましたという空気を出していると腹を立てます。

和正を睨みながら、妻が同じ職場にいるというのに気が付かないと2人が思っていると思い込んで、イライラしていました。

ともみは出産も近いのだから少し落ち着けと自分に言い聞かせ、深呼吸をします。

そして悩んでいてもラチが開かないから、根本から解決するために話し合うことを決めました。

もしクロだとしたら意地でも別れさせて、和正を取り返す気満々です。

意を決したともみは倉庫にいる有栖の元へ向かいました。

◆ともみが有栖を外に呼び出し・・・

有栖はどうしたのかと尋ねると、ともみが腹を割って話したいから一緒に外に行かないかと言いました。

外に出たともみは単刀直入に、和正と何かあっただろうと質問します。

有栖は誤魔化そうとしますが、ともみは和正から聞いているとカマを掛け、有栖の考えを聞きたいと言いました。

有栖は和正が全て話したのだと信じて、好きになってしまったことを頭を下げて謝罪します。

ともみは浮気したことへの謝罪だと、勘違いしてしまいました。

有栖がフラれたと言おうとしているのに、ともみは何回ヤったのかと詰め寄ります。

何のことか分からない有栖に、ともみはとぼけないでと髪を鷲掴みしました。

怒り狂うともみは有栖に暴言を吐きながら、有栖の腕を乱暴に引っ張ります。

ともみは和正は自分の夫だと、涙を流しました。

有栖が誤解だと言ってもともみは聞く耳を持たず、暴言を吐き続けます。

加害者！

犯罪者！

泥棒最低肉便器が！

ここまで言われて、有栖はさすがに腹が立ち、悪いことはしていないとともみを突き飛ばしてしまいました。

有栖はしりもちをついたともみに、和正のことを信じてないともみはおかしいと怒鳴りつけます。

有栖が和正を信じていないともみに真実を伝え、説教していました。

するとともみが青い顔をして、破水したと言い出します。

ともみは有栖に和正を呼んで、スマホとバスタオルも用意してと頼みました。

有栖は動揺しながらも、バッグを持ってくると言って中に入って行きます。

生徒

『サレタガワのブルー』第107話はここまで！

図書館館長

第107話では、有栖を外に呼び出したともみが、有栖の髪を引っ張るところがリアルにありそうな感じがよく出ています。
女性同士の喧嘩は確かにこんな感じだ。と思いました。
詰め寄るともみの形相も、怒り狂ってるのが伝わってきます。
これぞ女同士の喧嘩のリアルです。

『サレタガワのブルー』107巻「泥棒最低肉便器が!」感想まとめ

ともみも略奪婚ですから、疑いたくなるのは当然ですね。

でも人の話も聞かず、決めつけて詰め寄ったのはダメですよ。

確かに有栖は和正に迫りましたが、和正はそれを断ったんですからね。

もし和正がこのことを知ったら、喧嘩になるんじゃないでしょうか。

子供が生まれて、大げんかにでもなったら大変ですよ。

それにもし浮気していたとしても、有栖だけを責めるのは違うでしょう。

こういう時、何故か夫より相手の女を責める人が多いんですよね。

不思議です。

そして有栖も、いくら理不尽に暴言をはかれたからって、臨月の妊婦を突き飛ばしちゃダメでしょう。

そりゃ破水してもおかしくないでしょう。

よろけただけならまだしも、しりもちまでついているんですから、怒鳴って説教する前に心配しましょうよ。

心配せずにいれる有栖に驚きました。

さすがに破水したともみを放置はしませんでしたけど・・・。

これからともみは出産で1週間くらいは、有栖と和正が二人になります。

浮気していると思い込んでいるともみは、気が気じゃないでしょうね。