『教えてください、藤縞さん！』のネタバレ記事まとめはこちら↓
ラブコフレで掲載中の『教えてください、藤縞さん！(なえ・淡路)』の第10話のネタバレと感想をまとめました。
《『教えてください、藤縞さん！』の第9話ネタバレおさらい》
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『教えてください、藤縞さん！』10話ネタバレ
藤縞は友人から授かり婚をすることになった報告を受けます。
友人は藤縞が早く結婚して子供を作ってくれれば、家族ぐるみでキャンプに行ったりできるのにとぼやきました。
先日、りおに対する気持ちを自覚した藤縞は、恋愛対象にしている女性がいることを伝えます。
友人から詳しく聞かせるよう詰め寄られた藤縞は、本気になっていいのか迷いがあることを話しました。
りおが藤縞に向けている感情が恋愛感情なのか、イマイチ掴めないのです。
それに今まで女に振り回されるのはたくさん。人生に恋愛は要らないと思ってきた藤縞には、後戻り出来な程本気になってしまうことに恐怖もあります。
友人は相手を理解するにも、落とすにしてもデートをすることから始めるように言いました。
後日。
りおは藤縞との待ち合わせ場所でガラスに映る自分の姿を見て、冴えないと思っていました。
りおがどうせすぐ裸になるから気にしないと自分に言い聞かせていると、藤縞が車でやってきます。
急いで助手席に乗り込んだりおは藤縞が車で来たことや、メガネを掛けている姿にドキドキします。
りおは運転する藤縞の横顔を見ながら、藤縞が大人の男性なのだと改めて実感しときめきます。
藤縞は普段通りの服装に戻ったりおの頬を手の甲でさすり、可愛いと思わなくはないと遠回しに褒めます。
りおは可愛いと言われた上に、エッチするときの様な触られ方をしたことにどうして顔を赤く染めあげました。
その頃。
編集部の前を通りかかった吉埜は、前田からガラス越しに親指を立てたグッドサインを送られていました。
吉埜は会釈をし、りおとの事かもしれないと思います。
吉埜は前田からりおと本気で付き合う気があるか、聞かれたことが有りました。
前田はりおが藤縞につけ込まれているのだと、心配して吉埜を紹介したのです。
吉埜も藤縞の存在はりおから紹介されていて、どうしていいのか迷っていました。
吉埜はりおを大事にする気があるのですが、りおが全く眼中にない感じです。
その時、前田はいい考えがあるから、任せてと言っていたのです。
そしてりおは藤縞に連れられて、お台場のイベント会場に来ていました。
ホテルに行くと思っていたりおは、周囲がいちゃつくカップルばかりで引け目を感じて藤縞の後ろに隠れます。
藤縞は気にするなと言って、りおの肩に手を回しました。
りおは藤縞がデート特訓なのだと勘違いしながら、今日は天気が良くてデート日和だと笑顔を浮かべます。
藤縞は嬉しそうにしているりおをみて、勘違いを訂正するのを諦め昼食を取ることにしました。
りおが注文したのは食べるのに困るほど大きなハンバーガーで、かぶりついてもパンしか入ってきませんでした。
藤縞はそんなりおの様子を見て、砕けた笑顔を浮かべます。
りおは初めて見る藤縞の笑顔に、ドキドキしてハンバーガーの味がよくわからなくなってしまいました。
それから二人でデートを楽しみ、ベンチで休憩します。
りおはその間、ずっと家族の話を藤縞にしてしまい、自分のことばかり喋っていたことを謝罪します。
りおの肩を抱き寄せた藤縞は、りおのことを知ることができていいからもっと話してほしいと言います。
りおは顔を赤くして、藤縞に好きだと伝えようという気持ちになりました。
すると理央の電話に前田から着信が入ります。
りおが電話に出ると、藤縞の耳に周囲の噂が聞こえてきました。
なんとりおと藤縞がパパ活をやっているように見えるというのです。
藤縞が噂の主たちを振り返ると、電話を終わったりおがデートの続きをしようとはにかむような笑顔を浮かべました。
藤縞はりおを連れて海の方へやってきました。
藤縞が海風が肌寒いことを心配すると、りおは温かい飲み物を買ってくると全力疾走して行きます。
一人になった藤縞は背伸びをして、上着を羽織りました。
りおがどこに行けば楽しんでくれるか悩みましたが、ここに連れてきて楽しんでいるようなので一安心です。
しかしひと周り以上離れているりおと藤縞では、パパ活に見られてまともに恋人とは見て貰えないことは悔しく感じました。
それにしてもりおの戻りが遅いと藤縞が思っていると、ちょうどりおが戻ってきます。
りおの方は藤縞が上着を着てしまったので、見失っているようでキョロキョロしていました。
藤縞はりおの名前を呼びます。
振り返ったりおは飲み物を持ったまま、砂浜に顔面から転んでしまいました。
慌てて藤縞が駆け寄り声を掛けると、りおは初めてりおと呼んでくれたことで照れて起き上がれずにいます。
藤縞はそれくらいで驚いてどうするといい、頭を撫でました。
自分でも驚いていることに驚いているというりおを、藤縞が立たせようと腕を引きます。
するとりおは足に痛みを感じ、立ち上がることができませんでした。
藤縞はりおを車の後部座席に座らせ、送って行くことにします。
りおはせっかくのデートを途中で切り上げることになって、落ち込んでいました。
せっかくのデートをもっと楽しみたかったりおは、もっと一緒にいたいと思っています。
藤縞はりおが暮らす町内に入ってからの、道案内をりおに頼みました。
ところが、りおの案内通りに進むと、突き当りに廃屋しかない袋小路に入り込んでしまいます。
藤縞は車を降りて切り返しできるか確認して、後部座席で落ち込んでいるりおの足の怪我の確認をしました。
藤縞が念のために病院に行った方がいいと話をしていると、りおがいきなり頭突きをします。
藤縞に自分からキスをしようとしていたのです。
りおはぶつけた額をさすりながら、もう帰ってしまうのかと残念そうに言いました。
怪我をしていてもえっちはできるというりおに、藤縞は出かけるだけでも充分楽しかったから今日はしないと言います。
りおはカラダに飽きられたのかと顔を青くしていました。
なんでそうなるのかと藤縞が呆れていると、りおは藤縞にまたがり藤縞の手を胸に押し当てました。
いつもみたいに触ったらえっちしたくなるだろうと、りおは顔を真っ赤にします。
『教えてください、藤縞さん！』10話感想まとめ
元々、りおが書く小説のために、エッチを教えてもらう事から始まった関係ですから、距離を詰めるのは気を使いますよね。
もし告白してそんなつもりはないと言われてしまったらと思うと、怖くて仕方ないでしょう。
それはりおも藤縞も同じでしょうね。
その上、藤縞はパパ活と噂されているのも耳にしていますから、余計でしょう。
それにしてもりおってばせっかく藤縞がデートだといっているのに、それを体験させてもらっていると思うなんてもったいない。
藤縞の言う通りデートに代わりはありませんが、やっぱり気持ち的に本当のデートとは違う気がします。
藤縞が体だけが目的じゃないと、暗に伝えてくれているのに気が付きもしません。りおらしいと言えば、りおらしいですね。
その上、袋小路に入り込んでしまったとは言っても、誰が通るか分からない場所で誘うとは！
りおは完全に藤縞の虜ですね。
でもいくら車の中とは言っても外ですし、りおはケガもしていますから、さすがにここでは手出ししませんよね？
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