恋愛LoveMAXで掲載中の『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～(菫野さとみ先生)』第9話のネタバレと感想をまとめています。
【『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～』前回のお話しのあらすじ】
瑛司と紗代の中を裂きたい静子は、瞳子に目をつけて彼女に彰剛と紗代を会わせるよう頼みました。
彰剛と再会した紗代は、おそらく瑛司が父に毒を盛った犯人だと言われて困惑します。
紗代の部屋に戻った瑛司は、静子に紗代の居場所を教えて欲しかったら、ここで抱いてと提案されます。瑛司はそれを承諾してしまい・・・。
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『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～』第9話あらすじネタバレ
◆静子の過去
裸でベッドに横たわっていた静子が目を開けると、そこには裸の男が覆い被さっていました。静子は瑛司が私の初めてをもらってくれて嬉しいと言い、彼からの愛撫を受けます。そして、瑛司との繋がりに喜びを感じるのでした。
静子はαの父とβの母との間に生まれましたが、その父は、母と静子を捨ててΩの女性を選んだのでした。それから静子は母に女手一つで育てられ、地獄のような生活を送っていました。
幸い静子の母は美しかったので、お金持ちの今の父に見初められ、不自由ない生活を送ることが出来たのでした。そして、今の父から自分の武器を身に付けろと教えられます。
静子は自分と母を苦しめたαとΩに復讐する為に、自らの美貌と生きるための知恵を武器に使おうと決意したのでした。
静子は瑛司が自分の中で果てたことを感じ、瑛司と抱き合います。そしてやっと瑛司を手に入れたことに喜びました。
◆目覚めた静子の隣にいたのは・・・
しかし静子はベッドから目を覚ますと、隣には裸で寝ている勝の姿がありました。
静子は予想外の人物がそこにいたことに驚き、思わず悲鳴を上げました。すると、勝の母である文乃や使用人たちが駆けつけたのでした。
その中には、さっきまで自分を抱いていたはずの瑛司もいたので、静子は驚愕しました。
すると隣にいた勝が、悪いのは自分だと弁解します。目覚めると隣に静子がいて、求められたことが嬉しくなって純潔を奪ってしまったのだと話しました。
勝は文乃や瑛司の前で静子が好きだと言い、責任を取って自分の妻にすると言います。
しかし静子はどうしてこうなったのか全くついてゆけず、呆然とするばかりでした。
◆全て見抜いていた瑛司
勝の発言を受けると、瑛司は当主代理として勝と静子の結婚を許可すると言いました。
そして瑛司は静子に近づき、彼女の着物を肩にかけながら詰めが甘いんですよと耳打ちするのでした。
そこで静子はこれまでのことは全部瑛司に仕組まれていたのだと気付きます。
紗代の部屋だと通された部屋が本当は勝の部屋で、自分が媚薬を使うこともわかっていたから、酒とすり替えられていたのだと悟りました。
何もかも瑛司の手の内だったことに、歯を食いしばりながら悔しがる静子。しかし勝の妻という形で天花寺家の名が手に入ることになり、勝がΩを娶っても自分が手綱を握ってやると決意するのでした。
◆紗代を迎えに来た瑛司は・・・
それから瑛司は外に出ていた紗代を迎えに行きますが、紗代はいきなり背後から自分を捉えた瑛司に驚きました。
瑛司は自分の断りもなく外に出て行った紗代を咎めました。そして、外には紗代を傷つけようとする奴らがたくさんいるから、そいつらを排除したら必ず檻から出すと言います。
自由に愛し合えるようになるまでもう少し我慢して欲しいと、瑛司は紗代を優しく抱きしめるのでした。
屋敷に帰った紗代は、瑛司に勧められた養命酒を飲み、少し酔っている状態で瑛司に抱かれました。瑛司は紗代と激しく愛し合う中で、これじゃ檻の中と変わらないと呟きます。
赤松医師の協力のおかげで静子の媚薬を酒とすり替えることができ、これで一つ厄介事が消えたと思うのでした。
◆幼い頃の瑛司の決意
幼い頃、発情期になった紗代は檻の中で泣いていました。瑛司は、これは夢だから誰にも怒られないよと紗代を慰めるのでした。それでも檻の中を怖がる紗代は、そばにいてと瑛司に縋り付きます。瑛司はそんな紗代を抱きしめ、自分が紗代と番になってこの檻から絶対に出してあげると約束します。
それを思い出し、瑛司は紗代を抱きながら、ある決意するのでした。
幼い頃、両親が別れてしまい母と苦労していた静子に同情してしまいました。そして、勝とこのような形で結ばれるとは思わず、呆然とする静子がちょっと気の毒でした。
静子の考えなど全てお見通しといった感じの瑛司が素敵でしたね！静子に耳打ちして不敵に笑う瑛司がかっこよかったです！
幼少期の決意を思い出して、絶対に邪魔させないと瑛司が鋭い眼光を見せるシーンも良かったです！今後の瑛司の行動にも注目です！
『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～』第9話あらすじ感想
瑛司の策略
静子は瑛司を自分のものにしようと、ベッドまで連れて行けたのですが、やはり瑛司の方が一枚上手のようですね。瑛司は静子が紗代の部屋で待っていることも、自分に媚薬を飲ませることも全て知った上で、演技をしていたようです。
そして、上手いこと勝が静子を抱くように仕向けた、瑛司の策士っぷりがすごかったです。
αとΩを憎んでいた理由
また、静子の過去も明かされ、静子がαとΩの関係を憎んでいた理由がわかりました。
幼い頃に静子は父をΩの女性に奪われて苦しんできたのですね。瑛司と紗代の関係を壊そうとしていたのもそれが原因だったようです。また、生活に苦労してきたので、天花寺家の名こだわっていたのだと思うと、ちょっと同情してしまいました。
計画が失敗して呆然とする静子に近寄り、爪が甘いと耳打ちする瑛司の不敵な笑みにぞくぞくしました！個人的にこういった悪い顔をする男性が好きです！
静子はこんな形で勝の妻になるとは思っていなかったと思いますが、勝と幸せになって欲しいですね。
静子を庇う勝
文乃たちに弁解する際に、自分が悪いんだと言う勝がよかったです。勝は１話では性格悪いと思っていましたが、好きな女性にはちゃんと誠実なのですね。静子は勝がΩを娶っても、手綱を握ってやると意気込んでいたので、そのたくましさがすごいと思いました。
勝はずっと静子のことを本気で好きだったみたいですし、これからも静子一筋で、彼女を幸せにしてあげて欲しいですね。
紗代をさらおうとした人物は・・・
前回、紗代が何者かに連れて行かれそうになっていたのですが、その正体は瑛司だったみたいです。
自分に黙って彰剛に会っていたことが気に入らないようで、ちょっと怒ったような顔がかっこよかったです。それからすぐにはにかんだように微笑んで紗代を抱きしめるシーンにキュンとしました。こんな表情は紗代にしか見せないなぁと思うとニヤニヤしてしまいます。
お酒で酔った紗代は・・・
屋敷に帰ってきた２人は、やはりお互いを求め、激しく愛し合っていました。紗代は瑛司に勧められたお酒を飲んで感じやすくなっているせいか、行為中は素直に瑛司を求めていました。
瑛司はこんな形でしか紗代を素直にさせられなくてごめんと言って、おでこを合わせるシーンがちょっとかわいかったです。
静子の策略に気付いた瑛司は、赤坂医師に協力してもらって媚薬と酒をすり替えていたようです。静子が媚薬を使うことまで気付いていたなんて瑛司すごすぎます。
瑛司の決意
静子が婚約者ではなくなったことで、厄介事が一つ消えたと思う瑛司。あとは眞田とあの方だと考えていますが、あの方とは？と思ってしまいました。紗代の父のことでしょうか？
今後明かされるのが楽しみですね。
幼い頃の瑛司と紗代の回送シーンも良かったです！
子供の頃から、檻に入れられて泣いている紗代を瑛司はずっと慰めていたのですね。幼い瑛司が紗代を檻から出してあげると言うところがかわいくてかっこよかったです！
幼い頃を思い出して、絶対に邪魔させないと決意を固める瑛司の眼光がすごくかっこよくてぞくぞくしました！
これから瑛司はどのように動いていくのでしょうか？
そして本当に紗代と番になることはできるのでしょうか！？
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