恋愛LoveMAXで掲載中の『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～(菫野さとみ先生)』第8話のネタバレと感想をまとめています。
【『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～』前回のお話しのあらすじ】
夢から覚めてもそばに瑛司がいることに幸福を感じる紗代でしたが、漠然とした不安が拭えませんでした。そんな中、紗代の婚約者の彰剛は、天花寺家から婚約の解消と紗代への関わりを禁止されていました。
紗代は瑛司に抱かれる中で、こんな形で瑛司と一緒にいたいわけではないと涙します。その涙を見て瑛司は・・・。
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『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～』第8話あらすじネタバレ
◆紗代と瑛司の仲に気付いた静子は・・・
瑛司の婚約者である静子は、瑛司が紗代の部屋から出てこない理由を紗代の体調が優れないからだと聞かされます。しかし静子はそんな話は信じませんでした。
静子は、瑛司はαだからΩの発情に逆らえないのは仕方ないと言います。しかし、そんなαとΩの性質に嫌悪感を示していました。
静子は瑛司の為に父に頼んで、瑛司の事業に融資していました。瑛司に貢献しているのに、当の瑛司は静子には見向きもしません。それが静子のプライドを傷つけていたのでした。
そんな中で、静子は眞田家から派遣された使用人の瞳子に目をつけます。瞳子の話で彰剛と紗代の婚約が破談になったことを知り、静子は瑛司が紗代と夫婦になろうとしていることに気付きます。
◆瞳子がいないことに不安になる紗代
紗代は自分の部屋に瞳子が来ないので、彰剛や瞳子に何かあったのかと心配になりました。そこで以前、瑛司が彰剛を暴行していたことを思い出して、瑛司が何かしたのではと考えます。
しかし、部屋の窓から元気そうな瞳子が現れて、紗代は安堵しました。
瞳子は瑛司が仕事でいないうちに彰剛と紗代を合わせようと、こっそり窓から忍びこんだのでした。
そんな瞳子の助けにより、外に出て彰剛と会う紗代。無事な様子の彰剛に、紗代は安心します。
◆瑛司への想いを伝える紗代
彰剛は天花寺家から破談を告げられましたが、自分の気持ちは変わらないということを紗代に伝えました。
紗代は今まで気を持たせていたことを謝り、自分は瑛司が好きなのだと伝えます。自分のことは放って、素敵な女性と幸せになってくださいと、泣きながら伝えるのでした。
◆紗代を瑛司から守りたい彰剛
しかし、どうしても紗代を諦められない彰剛は、瑛司は大嘘つきだと言って紗代を説得します。
彰剛は静子から、紗代が最後まで彰剛を気にかけていたことを聞かされ、紗代を救えるのはあなたしかいないと言われていました。
そこで紗代のことを心から心配している彰剛は、何とかして自分が紗代を瑛司から救いたいと考えたのでした。
彰剛は何もかも瑛司の都合のいいように進んでいることに気付きます。
自分との婚約を破談させる為に、瑛司は紗代の父を毒殺し、当主代理になったのだと言いました。それを否定したい紗代ですが、瑛司の父に対する気持ちを知っていたので、何も言えませんでした。
彰剛に、他人を不幸にするような男を好きになれるのか、Ω性に縛られたまやかしであると感じないのかと言われ、紗代は何も言えずに立ち尽くします。
◆静子の出した条件に瑛司は・・・
瑛司が紗代の部屋に戻ると、そこには静子が待っていました。瑛司が姉さんはどこかと尋ねると、静子は彰剛が紗代を連れて出て行ったと話します。
そして、彰剛が紗代をどこに匿ったのか教える条件として、自分をここで抱いて正真正銘の妻にしてちょうだいと言いました。
どうしても天花寺家の名が欲しい静子は、紗代と番っても構わないが、瑛司の正妻の座はもらうと言います。すると瑛司はその条件を受け入れ、抱くと言いました。
その言葉を聞いて静子は笑いだします。そして、静子は瑛司が紗代の父に毒を盛ったことに言及しますが、それには答えず黙ってベッドに押し倒すのでした。
◆静子の目的
静子は媚薬を飲んでと瑛司に勧めます。しかしこの媚薬は意識が飛ぶほどの強い作用があるものでした。
静子の目的は、紗代がこの部屋に戻ってきた時に瑛司と自分が睦み合っている光景を見せつけることでした。そうすれば紗代は瑛司のことを許さないと考えた静子は、αとΩの運命を引き裂くことができると喜びます。
彰剛との話が終わり、屋敷に帰ろうとする紗代ですが、彰剛から瑛司は危険だから警戒してくださいと言われたことを思い返し、父に毒を盛ったのは瑛司なのかと考えました。その時、何者かが紗代に手を伸ばしてきて・・・。
静子が瑛司と紗代の中を裂くために動き出しました。彼女がαとΩを憎んでいるという理由も気になります！
紗代に別れを告げられても、相変わらず紗代を想う彰剛が素敵でした！紗代に説得するシーンでは、瑛司から紗代を守りたい気持ちが伝わってきてキュンとしました。
静子から抱いてと言われて、いいですよと笑う瑛司の表情がちょっと怖くてぞくぞくしました！果たして瑛司は静子を抱くのでしようか？
『Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～』第8話あらすじ感想
瑛司と紗代の仲を引き裂きたい静子
今回は静子や彰剛が大きくストーリーに関わっていましたね。
静子はαとΩに嫌悪感を持っているので、なんとかして瑛司を自分のものにして紗代との関係を裂こうとしているようです。静子がなぜαとΩを憎んでいるのかが、ちょっと気になりました。
瞳子と紗代の信頼関係
瞳子の姿が見えず紗代が不安がっていたシーンで、瞳子と紗代はすっかり仲良くなっていたのだなと思いました。窓から現れた瞳子を見て安心するところもよかったです。
瞳子が彰剛に付き合ってよく木登りしていたという話があったので、彰剛と瞳子の仲が親密なのも気になりました。もしかして彰剛は瞳子とくっつくのかも？とか思いました。
彰剛の紗代への想い
紗代と再会した際に、彰剛は紗代から何か匂いを感じ、悔しそうに拳を握っていました。これは２話で言っていた紗代から雄の匂いを感じたからなのでしょうか。
彰剛は以前、紗代に雄の匂いがこびりついていて、それが嫌だと話していました。もしかしたら彰剛は、紗代と瑛司と睦みあったと感じ取ったのかもしれないです。
そして、紗代は彰剛に本当の気持ちを伝えて別れを告げます。彰剛の為にちゃんと自分の気持ちを告白して今までのことを謝罪するシーンは、紗代の優しさや誠実さが出ていていいなと思いました。
彰剛は静子から、天花寺家のことも紗代のことも救ってくださいと言われ、自分が何とかしなければと思ったのでしょうね。ここで彰剛をけしかける静子もさすがです。
彰剛は以前から、紗代のことを救いたいと真剣に思っていたので、紗代が瑛司のことが好きだと知っても紗代を見捨てることができないところにぐっときました。
彰剛が必死で紗代を説得しているシーンも、彰剛の真剣さが伝わってきて良かったです！彰剛の話を聞いて、紗代がこれから瑛司にどう向き合っていくのかが気になりますね。
紗代の首に噛まれた跡がないかを確認して、自分にも勝機があると言っていたので、まだまだ紗代を諦めない様子の彰剛に期待が高まりました！
静子の要求を飲む瑛司
瑛司が紗代の部屋に帰ってくるタイミングで、紗代の部屋でしれっとお茶を飲んでいるシーンは、静子のしたたかさが出ていて良かったです。紗代の居場所を教える条件として自分を抱いてと言うところも打算的ですごいなぁと思いました。
瑛司が抱いて差し上げますと言うシーンでの、静子を馬鹿にしたような笑みもかっこよかったです！
静子に媚薬を飲んでと言われても素直に応じている瑛司に違和感がありました。瑛司は一筋縄ではいかないので、もしかしたら何か考えがあるのでは？と思いました。
αとΩの運命を引き裂けると喜ぶ静子ですが、果たして本当にうまくいくのでしょうか？
そして、最後に紗代が何者かに連れ去られそうになっていましたが、この人物は一体誰なのでしょうか！？
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