めちゃコミックで連載中の『皇妃さまの育児論～2度目は失敗いたしません!～(Anne/Steak/Jaha先生)』の第46話のネタバレと感想をまとめました。
【『皇妃さまの育児論～2度目は失敗いたしません!～』前話あらすじ】
目印を立てるために飛んで行った鳥たちを騎士団員に追わせたエリサは、最後の仕上げが残っていると言います。
エリサは頭上で旋回していた1羽の鳥を見上げて指笛を吹き・・・。
『皇妃さまの育児論～2度目は失敗いたしません!～』第46話「彼と彼女の違い」ネタバレ
◆エリサを心配したレオン・・・
エリサが意識を失った日の夜。
レオンと共に眠りについていたエリサは、レオンに顔をすりよせました。
レオンは昼間 倒れたエリサを心配して、不安そうに体調を気遣います。
エリサが大丈夫だと言ってレオンを抱き寄せていると、ベラが部屋に入ってきました。
エリサはベラの動揺している様子を見て、服を持ってくるよう言いつけます。
◆捕らえられた者たち・・・
その頃。
屋敷の外ではベルディン公爵とローハンの意見が対立していました。
ベルディン公爵は最後までエリサが水を湧き出させるのを期待して待っていた者たちを捕らえ、ローハンたち第一騎士団は明確な目的をもって不穏な行動をした者たちを捕らえていたのです。
ベルディン公爵が捕らえた者たちは恩恵を待っていただけの帝国民で、公爵が守るべき民。
ローハンたち第一騎士団が捕らえた者たちは、ベルディン公爵がエリサに恥をかかせるために集めた者たちです。
ベルディン公爵はローハンの越権行為だと訴え、不服は皇帝に申し立てるように言いました。
しかしベラに起こされたエリサが登場して、思うようにはいきません。
服を着替えて現れたエリサは三代にわたって処罰されるほどの重罪である反逆罪を犯した者たちを、公爵の独断で裁くことこそ越権行為だと咎めます。
ローハンは自分の上着を、何も言わず薄着のエリサの肩に掛けました。
エリサはベルディン公爵が捕らえた者たちが無実の帝国民だと判断し、罪はないと断言し釈放を要求します。
その代わり第一騎士団が捕らえた明らかに疑わしい者たちを裁く権限を、公爵に与えることにしました。
そして民への誤解がないような説明と公平な判決を求め、結果を知らせることを求めます。
ベルディン公爵はしぶしぶ、エリサの提案に同意しました。
◆エリサの対処・・・
ベルディン公爵の理不尽な拘束から解放された民は、エリサの寛大な対応に感動します。。
エリサは民に今回の一件で何か問題が怒れば、ローハンに報告するように言い残しました。
第一騎士団の一人はせっかく捕らえた者をベルディン公爵に引き渡したことを疑問に思いました。
エリサが理由を説明すると、尋ねた団員は合点がいったようです。
その様子を見ていたローハンは、似ていると思っていた皇帝とエリサの違いを認識しました。
皇帝 カイトは理由を教えてくれたことは一度もなく、エリサは説明したり諭したりするのです。
ローハンはエリサを不思議な人物だと思いました。
とてもスマートな対応で、ドキッとしてしまいます。
さらにそれをサラっと受け入れるエリサも、素敵だと思いました。
仕える人と仕えさせる人なんだと改めて思いましたね！
『皇妃さまの育児論～2度目は失敗いたしません!～』第46話「彼と彼女の違い
」感想まとめ
◆無事でよかった
前回が口から血を流して意識を失ったところで終わったので、心配していました。
でも普通に何事もなく眠っていただけだったので、安心しましたよ。
ただレオンは気が気じゃなかったんでしょうね。
まだ小さいのにエリサが顔をすり寄せただけで飛び起きるんですもの。
心配で眠ってなんかいられなかったのでしょう。
心優しいいい子に育っている証ですね。
エリサの二度目の育児は順調に進んでいるようです。
◆悪だくみ
ベルディン公爵は何もしていない民を捕らえて、何がしたかったんでしょう。
いきなり罪もない人たちを捕らえてしまえば、民から不信感が募るだけですよね。
それなのにただエリサが水を出すところを見たいがために、待っていただけの民を捕らえるなんて有り得ませんよ。
一人は転んでエリサの前に出てしまいましたけど、エリサが咎めていないのですから問題はないでしょう。
そうやってエリサの印象を悪くしたかったのかもしれませんが、その前にエリサが慈悲を見せているのですから印象が悪くなるのはベルディン公爵です。
それすらわからないなんて、上に立つ者とは言えませんよね。
この悪だくみはエリサの印象を悪くするどころか、かなり良くしてしまったことでしょう。
水を与えてくれた救世主であるエリサに命を助けられた民は、きっとエリサに忠誠を誓うことになるに違いありません。
◆ローハンの気持ち
ローハンは当たり前のようにエリサに自分の上着を掛けましたね。
これは臣下として当然のことなんでしょうか。
ローハンはエリサに好意を抱いている気がしてなりません。
ただローハン自身もそのことには気が付いていないようですけど。
ベルディン公爵やアンネが、ローハンとエリサが不義を働いていると言い出さないか心配になります。
二人の関係がどうにかなるとは思いませんが、誤解を招いてしまってはエリサの計画は崩れてしまいかねません。
どうか疑われないようにしてほしいですね。
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