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【皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~】44話ネタバレ|夕方になりしびれを切らした民衆たちが!?

めちゃコミックで連載中の『皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~(Anne/Steak/Jaha先生)』の第44話のネタバレと感想をまとめました。

【『皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~』前話あらすじ】

ベラが用意した衣装を身にまとったエリサは、民衆の集まる平野に降り立ちました。
民衆たちはエリサの力を見たいと沸き上がり、エリサはそれにこたえるようウィンディーネを呼び出し・・・。

『皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~』第44話「去る者、残る者」ネタバレ

◆夕方になっても・・・

夕方になってもエリサが放った精霊たちは動きを見せません。

ベラは荒野に立ったままのエリサの姿を不安そうに見ていました。

もし水源が見つかったとしても、土を掘る作業が残っています。

水脈がどこで発見され水が出るまで何日かかるかもわからないと言うのに、誰も集まっている民衆を解散させようとはしません。

ジョナサンは民衆はいったん解散させて後日 見学するようにしないのは、むしろ民衆の興奮をあおっているように思えてきました。

膨らんだ期待が待ちきれずに破裂するのを待っているようだと不安になりますが、まさかそこまでしてエリサを貶めようとするわけがないと気持ちを切り替えます。

 

◆ベルディン公爵のたくらみ・・・

ベルディン公爵と一緒に馬車の中にいたアンネが民衆の中に見つけた見慣れた顔は、ベルディン公爵が有利に計画を進めるため紛れ込ませていた者です。

エリサが汚点を残す結果になれば、もしかするとエリサがウィリアムをレオンの後見にできた理由や他に切り札を持っているかどうかわかるかもしれません。

頃合いを見計らったベルディン公爵はエリサに馬車を近づけ、暗くなってから民衆の間を馬車が走るのは危険だからと帰るよう促します。

そしてまるで失敗することを前提としたように、成功したときと同じとは限らないから気にする必要はないと言うのです。

ベルディン公爵を一瞥したエリサは、自分のことは気にせず先に帰るように言いました。

エリサの言葉通りにベルディン公爵が先に帰ると、他の貴族たちも理由をつけて帰り始めます。

 

◆不安になる民衆たち・・・

民衆たちは結果が出ていないのに帰っていく貴族を見て、不安になってきます。

男性の地面から水が噴き出して来れば気持ちも晴れたかもしれないとぼやく声に、生死がかかった問題なのに呑気なことを言うなと声を荒げる人物が現れました。

水が出なければいずれみんな死んでしまうと不安を煽り、後になって違ったと言われることだってあるとエリサに不信感抱かせるような発言をします。

黙って見守っていた民衆からも不安の声が漏れ始めました。

民衆の方を振り向いたエリサは並べられていた目印用の旗を、何も見えない荒野に向かって投げます。

何をやっているのかと不思議がっている民衆の目に、沈む夕日を背景にしてエリサの放った精霊の鳥たちが帰ってきたのが映りました。

生徒
生徒
『皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~』第44話はここまで!
図書館館長
図書館館長
第44話では、夕日を背景に戻ってきた鳥たちの美しいシーンは、見どころだと思います。
おそらくエリサの演出なのでしょう。
美しい夕日がキラキラと地面を照らす方向から、戻ってくる鳥の精霊たちはかなり美しいです。
水が湧く期待に満ちて絶望に落とされかけた民衆たちの目には、さぞかし神秘的に映ったのではないでしょうか。

『皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~』第44話「去る者、残る者」感想まとめ

◆民衆たちの期待と不安

ベルディン公爵は民衆たちの期待を膨らませた後、不安をあおってエリサを貶めるつもりだったようですね。

おそらく少し愚痴をこぼしただけの男性に、呑気なことを言うなと声を荒げた人物がベルディン公爵の指金だったんでしょう。

ああやって民衆の不安をあおって、エリサの信頼を無くそうとしたんでしょうね。

そしてジョナサンは民衆を帰さないことを不審に思っていたのに、貴族の中でも高位にある公爵の父親が皇妃を貶めるためにそこまではやらないだろうと行動をとることはしませんでした。

家族を信じようとする優しい心なのでしょうが、その優しさでエリサが窮地に立たされる可能性もあったのです。

本来なら父親やローハンに進言するべきだったでしょう。

結果的にエリサに被害は及ばずに済みましたが、問題が発生していれば後悔していたと思います。

せっかく頭は切れるのですから、ジョナサンはもっと強くなって欲しいものですね。

 

◆パフォーマンス

エリサはずっと荒野に立ったままでしたね。

どのくらいの時間立っていたのかはわかりませんが、数時間は経過していたと思います。

それなのに貴族たちはのうのうと馬車の椅子に座って待つとか、失礼な態度だと言われないんでしょうか。

しかもベルディン公爵は馬車の上からエリサに話しかけていました。

あまりにもエリサを馬鹿にしすぎる態度だと思います。

でもそれもエリサのパフォーマンスだった気がするんですよね。

前話で窮地に立つのは自分ではないと断言していましたし、民衆の心をつかむためにあえてそうしていた気がします。

貴族たちが帰ってからエリサが行動を起こしたのも、民衆“だけ”に見せる計画だったんじゃないでしょうか。

わざわざエリサが目印の旗を投げる必要は全くなく、人を使って当然の場面だったはずです。

それでも自ら行動を起こし、そのタイミングで鳥たちが帰ってきたのもエリサの計算通りの気がしてなりません。

これで帰ってしまったベルディン公爵を始めとした貴族たちは、皇妃が民衆のために頑張っているのに帰ってしまったと民衆たちは思ったことでしょう。

ベルディン公爵の悪だくみを、エリサはうまいこと利用しましたね。

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