ズズズキュン!で掲載中の『十億のアレ。~吉原いちの花魁~(宇月あい先生)』の第36話のネタバレと感想をまとめました。
【『十億のアレ。~吉原いちの花魁~』前話あらすじ】
アザミは糀谷(こうじたに)からの指名から逃げたのに、周りからはあまり責められることはなく、そんなことが逆にもやもやしていました。
一方で、そんなアザミを指名する新たな客が現れて…?
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『十億のアレ。~吉原いちの花魁~』第36話「不自由」ネタバレ
◆吉原の決まり事
場面は、アザミが自分の芸能活動のマネージャーをする木南(きなん)と会話しているシーンです。
そこでは、木南の謝罪の台詞に、気にしないで良いと告げるアザミ。
というのも、原因は少し前のできごとでした。
場面は、アザミと楼主や関係者たち、そうしてアザミに会いに来た有名映画監督のエドガー・ブレインとの会話シーンです。
アザミのことを女優として映画に出演させたいと話すエドガーに、キャラの概要をみたアザミも自分から、その映画に出てみたいと前向きになるのですが…。
そこで、アザミが木南から告げられたのは【遊女は、この吉原から決して出られない】ということでした。
たとえ、映画撮影で有ろうと出られない。
そんな決まりごとに、アザミは驚いてしまうのです。
◆アザミなら
そうして、そんな中、場面はアザミやエドガーが去った後の楼主たちの会話です。
楼主はこうして【わざわざエドガーが、直接アザミにオファーしに来たのは理由がある】と、話します。
というのも、このオファー自体は以前に断っていたことがあったからです。
そんな中でも、こうして会いに来たということはアザミに直接伝えることが狙いだったのだろうと話す楼主。
色々と型破りの存在であるアザミの力を、エドガーが期待しているように楼主には見えていたのです。
◆外の世界
場面は次に、アザミがお得意様である宮柳(みやなぎ)にお茶屋へと呼び出されたシーンです。
宮柳はアザミを見世(*店のこと)の外のお茶屋に呼び出し、いつもと違う気分を味わいたかったなんて話します。
しかし、そこでは、外の世界の話になるアザミと宮柳。
そうしてアザミは、遊女が映画撮影であっても外に出られないと聞いた話を、宮柳に伝えることにするのです。
一方で、そんな話を聞いた宮柳は、アザミと同じ見世にいる花魁の山吹(やまぶき)の話題を出します。
そんな山吹は、過去に大河ドラマに出演した際があるのですが…その際もまた、遊郭内にわざわざ撮影できるためのスタジオを仮設で建て、決して山吹が外には出られなかったと話をする宮柳。
そんな話に、アザミは山吹も同じ気持ちを味わったのだと感じるのです。
なぜか、この吉原は現代に移り変わっても、遊女たちを外に出すことはなくて…そんな光景がまるで、【可哀想な遊女】とわざと価値を付けているように感じるアザミ。
宮柳との話の中では、そんなことを考えて落ち込んでしまうのです。
◆自分の存在
それから、場面は見世のスタッフたちの会話になります。
今日見世には、アザミのお得意様でもある糀谷(こうじたに)が来ており、すぐに呼び出された若崎(わかざき)。
というのも、若崎は、アザミが糀谷のことをボイコットしている間、毎回、糀谷に頭を下げる存在だったのです。
…しかし、その日、若崎は頭を下げることはありませんでした。
糀谷の元には、久しぶりにアザミが顔を見せていて…?
そんなアザミの顔を見た瞬間、糀谷は泣き崩れるようにしてアザミに縋りました。
以前は、自分勝手な行為でアザミを傷つけたと反省している気持ちを告げる糀谷。
けれど、そんな風に【アザミに見捨てられたら生きていけない】なんて話す糀谷ですが、アザミはそこで、この人はやっぱりアザミ自身のことをきちんと見ていないと感じます。
まるで、自分自身が満たされるために泣いているんだと感じるアザミ。
まったく、アザミがなぜ怒ったのかも理解せずに泣きついてくる糀谷に、アザミは失望してしまったのです。
◆アザミの涙
それからアザミは、少し暗い顔をしながら糀谷に【アザミと糀谷は同じ人間に見えるのか?】と質問しました。
しかし、そんな風に色々と思い悩みそうな質問も即答で、そんなのは当たり前だと返す糀谷。
アザミは、そんな何一つ悩む様子がない糀谷がやっぱり、アザミのことを1ミリも考えてくれていないと感じるのです。
その後、場面はアザミが糀谷に抱かれているシーンです、
アザミのことを久々に抱くことができて、嬉しそうにしている糀谷。
ですが、一方のアザミは、そんな風に糀谷を満たすために抱かれている自分の存在が、凄く辛く感じて、自分でも知らないうちに泣いてしまって…?
それから、場面は若崎と会話する見世の用心棒でもある三倉(みくら)のシーンに変わります。
三倉は、アザミと糀谷の関係を、心配に思っている様子で…?
仕事上仕方なく抱かれている感じが分かって、すごく辛くも思えるシーンですし、糀谷とアザミの関係が凄く独特なものになっているのが、凄く印象的なシーンでした!!
『十億のアレ。~吉原いちの花魁~』第36話「不自由」感想まとめ
前回、有名映画監督のエドガーが登場していましたが、アザミを女優に迎えて、映画撮影をしたいと話すエドガー。
ニコニコしている顔の裏で、実は計算高そうな感じも、凄く気になるキャラでもあります。
ただ、アザミにはこの吉原から決して出られないなんて決まりがあって…遊女はみな、吉原からは決して出ることは出来ず、アザミがそんなにも自分たちを【可哀想にしたいのか】と話すシーンは、もうめちゃくちゃ切なくなりました。
可哀想な遊女として、優羽所全体の商品価値を高めているように感じるアザミ。
そうしてそれだけでなく、今回、糀谷とのやり取りもハラハラなんです!
少し前までは糀谷が来ても逃げ回っていたアザミですが、確かめたいこともあって糀谷と顔を合わせることにします。
そこでは、アザミに会えて泣くほどうれしそうにしている糀谷。
しかし、そこでアザミは、糀谷がアザミ自身のことを考えず、ただ、自分が満たされるために物を買い与えたり、ただ頭を下げたりしているだけだと気付いてしまうんですよね。
ただ、糀谷を満たすために会いに来られているんだと知って、ショックを受けるアザミ。
そんなシーンが、すごく印象的でした!!
お話はラスト、三倉がアザミを心配してくれているような展開ですが…この2人にも進展はあるのか?
お話は、次回も楽しみなところです!!
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