ズズズキュン!で掲載中の『十億のアレ。~吉原いちの花魁~(宇月あい先生)』の第34話のネタバレと感想をまとめました。
【『十億のアレ。~吉原いちの花魁~』前話あらすじ】
突然、執着するような態度を見せる糀谷(こうじたに)に抱かれたアザミ。
糀谷が何を考えているのかわからずにいたアザミですが、そんなアザミに山吹が声をかけてきて…?
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『十億のアレ。~吉原いちの花魁~』第34話「自己満足」ネタバレ
◆記者会見の意味
その日、世間で話題となっていたのは芸能事務所であるサイレンスが枕営業の疑いがあって、週刊誌に告発されたものでした。
そんなこととから謝罪会見を開いているその事務所。
そんな様子を、三倉たちは見世(*店のこと)のテレビで見ていました。
もともと、アザミが枕営業に巻き込まれたことで、怒りが治まらないでいる見世側があちこち証言を集めたのがきっかけですが、なかなか地位のある人の証言は取ることが出来なかったため、完全な制裁をすることは出来なかったその事件。
結局事件は、下っ端が行ったこととして処理されることとなったのです。
そうして、そんなニュースを見世のスタッフと共に見ていたアザミ。
そうしてアザミは楼主の「謝罪会見なんて被害者相手じゃなく、世間や取引先に生き残させてほしいからって頭を下げてるだけなんだよ」なんて台詞を、ぼんやりと聞いていました。
問題を起こしたとしてもまた同じように仕事を始めるサイレンスのように、アザミもまた一度トラブルを起こした糀谷のことを、見世に入るのを許していて…そんなことにもやもやしていたアザミ。
しかし、アザミはその後、睡蓮(すいれん)に呼び出されて…?
◆糀谷からの贈り物
睡蓮から呼び出されたのは、外に見張りの男が立っているような部屋で、そこでは「好きなものを持って行って良い」なんて告げられたアザミ。
部屋の中は、百貨店からアザミのためだけに運んできたという高級品ばかりで、アザミはそんな様子に驚きます。
糀谷から声を掛けられ、こうして来たという百貨店のスタッフや高級品たち。
睡蓮に話を聞けば、金持ちの客の中では稀にこんな風にして遊女に買い物をさせる人がいるのだといいます。
しかし、好きなものを選んでよいと言われたものの、どうしていいかわからないでいたアザミ。
そんなアザミに、睡蓮は「過去の詫びとして送ってきているんだし、好きにもらえば良いんじゃないの?」なんていうものの、アザミは余計に、そんな睡蓮の【詫び】なんて台詞に引っかかってしまいました。
◆詫びの品物と過去
詫びと聞いて、一気に胸が重たくなるアザミ。
そんなアザミは買い物をせずに、逃げ出すようにして部屋を出ます。
思い出すのは過去のことばかりで…まだ何も知らずに施設から引き取られ、優しかった両親と暮らしていたころのアザミ。
そんなアザミは昨日怒りすぎたからなんて理由で、父親からはプレゼントを送ってもらったことがあったのです。
しかし、そんなことが今回と重なったアザミ。
詫び=品物ということが理解できずにいました。
まるで『プレゼントを渡したんだからこれで許せ』『貢いだ代わりにいうことを聞け』なんて、無理やり押し付けられているようにアザミは、糀谷があんなふうに品物を持ってきても、結局満たされるのは【彼の自己満足の部分】でしかないんだと感じます。
『きっと、私の気持ちなんてどうでもいいのよ』
そんなことから、アザミはあの高級品たちにも何にも興味がわかなかったのです。
◆アザミの失踪
場面は糀谷視点へと変わります。
部屋でアザミのことを待っていた糀谷。
そんな糀谷は、アザミのことを考えていました。
アザミのために見世に品物を送ってもらったものの、何にも品物を選ばなかったというアザミ。
糀谷はそんなアザミの気持ちがわからずにもやもやしてしまうのです。
一方で、場面はアザミを探す使用人たちに移ります。
糀谷への接客のため着替えまで済ませたはずのアザミが、突然どこかに行ってしまったというのです。
見世中を必死に探すスタッフたち。
…ただ1人、三倉だけは少しだけ開いた物置の奥にアザミいるのを知っていました。
しかし、アザミのことをかばうようにして、他の場所を探す三倉。
結局、アザミの姿は、誰も見つけ出せないままで…?
色々とトラブルを起こすアザミのことを、全部わかっていて助けてくれる三倉が最高でした!!
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『十億のアレ。~吉原いちの花魁~』第34話「自己満足」感想まとめ
糀谷に抱かれてしまったアザミですが、散々悩んでいる感じがもう読んでいてドキドキですね!!
アザミにとって初恋の相手である糀谷。
そんな糀谷には過去に裏切られてしまった経験があることから、中々、糀谷の言葉や好意を受け取ることが出来ないアザミ。
特に今回は、アザミが過去、本名の明日風(あすか)だった時代のお話に関しても描かれていましたが、アザミのことを引き取った両親は優しく接してくれていたものの、実は目的はアザミを高く遊女として売って、そのお金で楽しむことで…そんなこともあって、余計に人の愛情をすんなりと受け止められないアザミ。
早く、アザミを支える人が傍にいてくれれば良いのになぁと思えたシーンです。
そうして、前回のお話では、アザミを狙っていたような男性がいたはずですが、今回は登場はありませんでしたね!!
色々と引っ掻き回しそうな感じ、今後の登場が凄く待ち遠しいキャラでもあります。
次回、糀谷との関係がさらに拗れそうな感じもあるアザミ。
もう、次回のお話が楽しみすぎます!!
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