A-WAGONで掲載中の『火祭り村(猪爪ケイ/enem)』の第22話のネタバレと感想をまとめました。
【『火祭り村』前話あらすじ】
例大祭当日。
人生を悔やむ火那子と、着々と反撃の準備を進める風斗と共行。
夕刻になり例大祭の時間が近づき、麗華は甲子郎に協力を申し出ます。
そして白装束に着替えた共行は・・・。
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『火祭り村』22話ネタバレ
◆麗華が甲子郎に本音を話すのを聞いていたのは・・・
麗華が甲子郎にホムラ様を否定する発言をしているのを聞いていたのは、ほかならぬ風斗でした。
甲子郎は聞かれてしまったことに、怯えています。
風斗の後ろからやってきた信造は、味方だから怯えなくていいと甲子郎を落ち着かせようとしました。
信造は甲子郎も神主のやり方には辟易していたはずだといいます。
甲子郎は誰かに聞かれることを恐れて、視線を周囲に動かしました。
そして自分が悪者にならないために信造と風斗を、撥当たりだと非難するパフォーマンスをしてみせます。
しかしこの蔵は共行や風斗と同じように外から連れてこられて、運よく生贄にならずに済んでいる渋沢と末藤が人払いをしています。
誰も近寄ることはできません。
麗華はじっと父親である甲子郎を見つめて訴えますが、甲子郎は信造たちの嘘だと否定し口車に乗らないよう言いました。
風斗が口を開こうとすると、信造がそれを止めます。
甲子郎は信造が車田家の力を削ぐために計画していると言い出しました。
元々甲子郎は普段からへらへらしている信造は、何を考えているのか分からず信用していなかったのです。
信造は真剣な顔で甲子郎に火那子を救いたいのだと訴え掛けました。
娘同然の姪を救いたいという気持ちが響いたのか、車田は態度を軟化させます。
そこに今まで悪態ばかりついてきた風斗が、麗華を助けたいから力化して欲しいと頭を下げたのです。
◆例大祭のはじまり・・・
例大祭の準備は終わり、神服・車田・火口の御三家はやぐらの上から祭りを監視していました。
そこに板を打っただけの神輿に乗せられた共行と火那子が、白装束を来て連れてこられます。
共行は歓迎する村人達に笑顔で手を振ってこたえていますが、火那子はただうつむいているだけでした。
村人は火那子がとうとうホムラ様のところに行くのは、両親に会えるから喜ばしい事だと話をしています。
共行も一緒なのだから、羨ましいという声まで上がりました。
村人全員がそのように思っているわけではないようです。
火那子が御子をしているときに補佐をしていた女性たちは、涙を浮かべて火那子の死を悲しんでいるようでした。
その時やぐらの上にいた信造は、渋沢と末藤に視線で合図を送ります。
すると渋沢と末藤の2人は殴り合いのけんかを始めました。
お互いを非難し喧嘩を始めた2人を、火口家当主が恥をかかせるなと言って止めようとします。
同じように車田家の甲子郎も止めに入り、信造が2人を車田家の土牢にぶち込むように指示を出しました。
これで広場監視をしていた神主の手下の神人がいなくなります。
しばらくして近場の神人が移動してきて、各所の監視が手薄になる今がチャンスなのです。
風斗は全てを終わらせるために、森へと姿を消しました。
その様子をやぐらの上から、信造は見守ります。
◆森の中で風斗を待っていたのは・・・
森の中で風斗を待っていた麗華は、スマホの充電を済ませていました。
村の入り口にある穢れの家で没収されたスマホやPCを、甲子郎の協力で取り返していたのです。
これでかなり有利に作戦を進められると、風斗は喜んでいました。
ところがそこん村人が姿を見せたのです。
夜にまぎれて風斗と麗華が密会していると、村人は茶化しました。
風斗はスマホを見られると焦りますが、麗華が機転をきかせてじゃれるように風斗に抱きついてスマホを風斗の服のたもとに隠します。
村人から嫌われている風斗は嫌味を言われますが、麗華がいるなら風斗が禁域である焔山に入ることは無いだろうと思ったようです。
村人は例大祭がはじまる広場へと急ぎました。
麗華は村人が去っても風斗に抱きついたまま、風斗にお願いがあると言います。
これで最後になるかもしれないから、キスをして欲しいというのです。
風斗は眼鏡をはずして、泣いている麗華の涙を唇で掬いました。
風斗は眼鏡を掛けながら、これ以上のことはまた今度と言って森の奥へ進んでいきます。
麗華はまた今度という風斗の言葉を信じて、風斗の背中を見送りました。
◆神主が築いた監視網・・・
この焔山には神主がカメラを設置して、監視網を築いていました。
信造が何年も散歩しているふりをして、監視カメラの位置を把握していたというのです。
風斗はその情報を頭の中に全て叩き込んでいました。
村の中では一切の電子機器が禁止されているのにも関わらず、神主は自由に使っている事実に風斗は憤りを感じます。
風斗はエセカルトの教祖なんてこんなものだと自分を納得させました。
風斗は爆弾とカメラの設置を済ませて、木陰で待機します。
スマホでカメラの映像を確認し、神主が通った瞬間爆弾を爆発させる段取りでした。
神主を殺すつもりはありません。
神主がひるんだところを取り押さえて、儀式を中止させるのが目的です。
そしてこの狂った村から、村人を解放させるつもりでした。
するとスマホの画面に神主が通っている映像が映し出されます。
しかし暗くてよく見えません。
風斗は些細な何かを見落としているような違和感を覚えました。
カメラの映像が暗すぎるのです。
信造は例大祭当日は、神主の通り道に炎の明かりがともされるからすぐに分かると言っていました。
この映像には炎の明かりがまったく映っていません。
どうやら今日の映像ではないようです。
神主は風斗のデータ傍受に気が付いているとでもいうのでしょうか。
風斗は神主に対策の時間があったとは思えませんでした。
すると風斗の背後に神主が姿を見せ、神のご加護を感じたことはあるかと声を掛けて来たのです。
現代文明を否定している神主は、現代文明の邪悪な技術に精通していなければ闘えないという考えだといいました。
だからこそ高度な技術を持っている風斗が村に来た時点で、対策は考えてあったというのです。
風斗は打開策はないかと必死で考えますが、何も思い浮かびません。
神主はホムラ様は慈悲深い神だから、儀式の外で人を殺す愚行を行っても許してくれるだろうと言って刀を抜きます。
神聖な例大祭で許可なく焔山に入った風斗、ホムラ様を愚弄したとして、一つの命を差し出して謝罪しろというのです。
キスと言われて、おでこや唇や頬でなく泣いている目って!
共行の母親に操を立てている割には、風斗って女慣れしてますよね。
それに続きは今度って、完全に麗華を大切に思うようになっているじゃないですか。
『火祭り村』22話感想まとめ
麗華と甲子郎の話を聞いていたのは風斗でしたか。
甲子郎も説得で来て、風斗たちにどんどん仲間が増えているようで何よりです。
ただ火那子は本当に諦めてしまっているのでしょうか。
ヒロインのはずなのに、今回は2コマしか出ていません。
今じゃ麗華がヒロインの様になってしまっています。
それを言うと共行も主人公らしくなく、風斗にとってかわられている状態ですね。
共行と火那子を助けるのが目的だから、仕方ないのかもしれませんが。
それにしても風斗が神主に見つかってしまいましたよ!?
どういうことでしょう?
風斗がそんなヘマするようには思えないです。
内通者でもいたのでしょうか。
それとも神主が味方のふりをした誰かなのでしょうか。
このところ信造が怪しく見えてきています。
やぐらの上から風斗を見送る視線。
森の中のカメラの位置を、神主に見つからず把握しているところ。
じゃあなぜ火那子を生贄に!?って話にもなってくるんですけど、どうしても怪しい気がしてるんですよね。
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