A-WAGONで掲載中の『火祭り村(猪爪ケイ/enem)』の第21話のネタバレと感想をまとめました。
【『火祭り村』前話あらすじ】
何故か麗華と一緒にお風呂に入ることになった風斗は、麗華を説得できるのでしょうか。
そして共行は渋沢と末藤に話しかけられ・・・。
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『火祭り村』21話ネタバレ
◆例大祭当日・・・。
例大祭当日。
火那子は自分の部屋で、呆然としていました。
今日の例大祭で全て終わる。
火那子はそう思っています。
父母を神主に奪われ。
神主の望み通りに信仰にのめり込み。
結婚相手も神主に押し付けられ。
自分が死ぬ日付も神主に決められ。
火那子は自分の人生が一体何だったのか。何のために生まれて来たのか。疑問に思います。
火那子は暗い部屋の中で、亡くなった両親を涙ながらに求め、誰かに助けて欲しいと願いました。
その時、火那子の脳裏に共行の笑顔が浮かびます。
火那子はなぜ共行の顔を思い浮かべたのか、分かりませんでした。
◆風斗を捜していた共行は・・・
風斗を捜していた共行は、いくつも酒蔵で風斗を発見します。
風斗は酒を蒸留して、エタノールを取り出していました。
共行は学校で習ったことが、役立つ時があるのだと感心しています。
風斗はこのエタノールを使って、疑似的な爆弾を作るつもりでした。
気化させたエタノールを、空気と混ぜ合わせることで爆発的に燃焼するのです。
子どもの頃、その性質を使って紙コップロケットを作って、遊んだこともありました。
出来れば軽油を使って本格的な爆弾を作りたいところですが、無いものは仕方ありません。
本物の爆弾に比べればはるかに威力は低いですが、爆発と炎上で充分殺傷力が出ると風斗は言います。
風斗は最悪神主を殺してでも、今回の計画を成し遂げるつもりでした。
共行は風斗の覚悟が伝わってきます。
もともと風斗はいいやつではありました。
共行のピンチには、いつも助けに来てくれていたのです。
しかしこの村に来てからの風斗は以前と違うと、共行は感じていました。
女なんか興味ないと突っぱねていた風斗が、麗華を守りたいと思うことで変わったのです。
共行はここで終わりにすればいいと、涙を浮かべた火那子の顔を思い出しました。
火那子の部屋の前を通りかかった共行は、襖に手を当てて今日で終わりじゃないのだと心で訴え掛けます。
◆夕方になり、村に松明がともり始め・・・
夕方になり、村に松明がともり始めます。
白装束に身を包んだ共行は、お神酒を前に座っていました。
共行は風斗が最悪の場合、神主を殺す気でいることが正しいのか考えます。
いくら神主がくるっていると言っても、言葉は通じる人間です。
暴力でなく対話で解決する道はないのか考えている共行に、信造が準備はできたか尋ねました。
共行はできることはやったつもりだと答えます。
すると信造が竹筒を持って行くように渡しました。
火を使うなら水は持っていた方が良いと言うのです。
今回ばかりは風斗の配慮が足りなかったと、2人は笑い合います。
信造は障子をあけて、庭を見ながら共行とは短い付きいで、下手をするとこれが最後の会話になるかもしれないと言いました。
そうかもしれないと共行も同意します。
そして信造は共行に向かって火那子を助けて欲しいと、土下座をしました。
共行は頭脳も根性もないごく普通の人間の自分にとって、火那子と過ごす時間は奇跡のようなひびだったと言います。
火那子はそう思っていなかったとしても、共行は火那子が好きだと言いました。
共行は必ず火那子を救うを約束して、例大祭の会場へ向かいます。
◆仕事をしている甲子郎に麗華が・・・
祭りの前で忙しそうに仕事をしている甲子郎に、麗華が話があると言いました。
甲子郎は忙しいから後にするように言いますが、麗華は今話がしたいと譲りません。
甲子郎は祭りの中でも最も大事な例大祭がもうすぐ始まるのだから、ホムラ様に失礼が内容準備が必要なのは分かるだろうと諭します。
しかし麗華は父親である甲子郎に向かって、本当はホムラ様なんて信じてないくせにと言い放ちました。
甲子郎は冗談でもそんなことを口にするなと、麗華を咎めます。
この村でまともでいる方がつらかったでしょうと口にする麗華を、甲子郎はそれ以上口にするなと止めようとしました。
しかし麗華はいつまでこのままでいるのかと問いかけます。
神主が死ぬまでなのか、生贄になって自分が死ぬまでなのか。
甲子郎は誰かに聞かれたら、次はお前が生贄になると必死に止めようとしました。
ところが麗華は甲子郎を真っ直ぐに見上げ、今日神主をとらえると言います。
甲子郎はその計画を練ったのが風斗だと気が付きました。
麗華は涙ながらに、甲子郎に協力を願い出ます。
もう誰かが死ぬところを見たくないと言うのです。
するとそこに、2人の会話を聞いていた人物がやってきました。
甲子郎は麗華を抱きしめ、庇おうとしています。
これまで共行に対して偉そうな態度しか取ってこなかった信造が、土下座をしたのです。
心から火那子を救って欲しいと願ってのことでしょう。
我が娘でなくても、娘同然の火那子に生きていて欲しいと思ってのことだと思います。
その気持ちを共行もしっかり受け取ったようですね。
とても胸が熱くなるシーンでした。
『火祭り村』21話感想まとめ
火那子の洗脳は完全に解けたようですが、生きることを諦めてしまっていますね。
共行や風斗と一緒に闘ってくれればいいのですが、一度両親が反発して生贄にされているのを見ているので、その気力はわかないのかもしれません。
けれどもう生贄に選ばれているのですから、反発しても生贄になる以上のことにはならないでしょう。
例大祭が始まるまでに、協力する気になってくれればいいのですが。
麗華の方は風斗の説得に応じて、協力してくれましたね。
甲子郎の説得に尽力してくれています。
しかし誰かに聞かれていたようです。
大丈夫なのでしょうか。
話を聞いていたのが風斗で、麗華と一緒に説得しようと入って来たのならいいのですが、村人だとすると・・・。
しかし、例大祭の生贄は共行と火那子に決定しているので、麗華や甲子郎も生贄になるとは思えないのですが。
例大祭まであと少し。
計画が成功することを祈ります。
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