【演じ屋】20話ネタバレ｜弘也の元を去ったユウトの運命は…？

♦アイカの夢

その晩、ユウトのメールに返信し、幸せな気分のまま眠りについたアイカ。

彼女は恐ろしい夢で目を覚まします。

それは、車の中で一人目を覚ましたユウトが弘也の待つ家に戻ってしまうという夢でした。

夢の中のアイカはユウトに入ってはだめだと呼びかけます。

しかしユウトに彼女の声は届きません。

朝なり、汗だくで目を覚ましたアイカ。

スマホがない事に気付いた彼女は、リビングへ向かおうと歩き出しました。

ところがドアには鍵がかかっており、部屋から出られなくなっていたのです。

助けを求めるアイカに、罰だと言い放つ松田。

彼はトモキの保険金の件で自分たちを騙そうとしたアイカへのお仕置きとしてドアに鍵をかけ、彼女を軟禁したのです。

こうして5日間の軟禁を言い渡されてしまったアイカ。

彼女は絶望のあまり座り込んでしまうのでした。

♦ユウトの運命

その頃リビングでは、一人うなだれるトモキの姿が。

テーブルにはアイカがユウトに渡したスマホが置いてあります。

その時、テレビから衝撃のニュースが流れてきたのです。

それは、昨夜アパートで10歳の男の子が母親の交際相手から暴行を受けて死亡したという凄惨なニュース。

被害者はあのユウトでした。

衝撃の事件に、演じ屋メンバーたちもショックを隠しきれません。

皆が言葉を失う中、松田が戻って来ました。

この事実はアイカには絶対に知らせないよう指示する松田。

それはこの事実を知れば彼女が絶えられないと思ったからです。

アイカを5日間の軟禁処分にしたのは、彼女を守る為。

ユウトのスマホを手にしながら、数日経てばこんなニュースの事は忘れると呟く松田。

セイルが起きて来た事に気付いた彼は、素知らぬ顔でテレビのスイッチを切ります。

何も知らないセイルは、ユウトのスマホを触りながら涙に暮れるトモキを見て首をかしげるのでした。

♦リサの末路

昨夜、松田とトモキの二人はユウトのアパートへ。

そこにはおびただしい量の血の痕と、呆然とするリサの姿がありました。

リサに掴みかかり、何故戻って来たのかと責め立てるトモキ。

リサはただ泣くばかりで何も答えません。

松田に止められてもなおリサを責め続けるトモキ。

この時に、床にユウトのスマホが転がっているのが目に入ったのです。

♦トモキの初仕事

5日間の軟禁処分が明け、外の空気を味わうアイカ。

その顔はすがすがしいくらいスッキリしています。

松田にいつか仕返しすると誓いながら、トモキの事を尋ねるアイカ。

彼が正式に演じ屋のメンバーとなり、3000万円の借金を返す決意をした事を知ります。

トモキに演じ屋の見込みがあると感じていたアイカは大喜び。

そんな彼女を眺めながら、松田はこれから頑張ってもらわないとと呟きます。

その時、アイカのスマホが鳴りました。

メールの主はユウト。

彼が祖父の家で楽しく暮らしていると知った彼女は喜びます。

晴れ渡った空の写真を撮り、ユウトに返信したアイカ。

しかしそのメールをユウトが見る事はありません。

代わりにそのメールを見たのはトモキ。

彼はユウトの代わりにアイカにメールを送っていたのです。

トモキは晴れた空を眺めながら、大粒の涙を流すのでした。

生徒

『演じ屋』第20話はここまで！

館長

第20話では、ラストの涙に暮れるトモキの表情に胸が締め付けられました…。
演じ屋としての初仕事がこんな事なんて悲しすぎます。
皆に守られたアイカには、どうか明るく生きて欲しいと思います！

『演じ屋』第20話「悲しい演技」感想まとめ

♦演じ屋メンバーの優しさ

今度こそ幸せになれると信じ、ユウトを送り出したアイカ。

そんな彼女の想いが無残に打ち砕かれてしまいましたね…。

ユウトの事件をアイカに知らせない演じ屋メンバーの優しさが心に沁みました。

アイカがこれからもユウトが幸せに暮らしていると思いながら過ごすのかと思うと切ないです…。

♦大人の犠牲

結局、ユウトではなく弘也を選んでしまったリサ。

母親として彼女の行動は理解できません。

結局、母親よりも女として生きる事を選んだという事でしょうか。

大人の身勝手で命を失ってしまったユウトがあまりにも可哀想です。

♦トモキが正式にメンバーに！

正式に演じ屋のメンバーとなったトモキの初仕事は、ユウトになりきる事でした。

泣きながらユウトのフリをしてメールを送るトモキの姿が切なかったです。

誰も幸せにならない結末でしたね…。

もし生まれ変わったら、今度こそユウトが幸せになれるよう願います。