恋するソワレで掲載中の『愛とかいいから抱きしめて(鳴海涼先生)』の第31話のネタバレと感想をまとめました。
【『愛とかいいから抱きしめて』前話あらすじ】
既婚者である中条美和（なかじょうみわ）ですが、子供の体操教室の先生でもある新（あらた）と不倫をしています。
そうして、そんな抱えきれなくなった悩みを、美和はたまたま食事を届けた幼稚園の理事長でもある磯貝巧（いそがいたくみ）に漏らして…？
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『愛とかいいから抱きしめて』第31話「兆し」ネタバレ
◆外された指輪
場面は美和の旦那が、１人、ベットで目覚めるシーンです。
ベッドサイドの机には美和の結婚指輪が外されており、そんなことが気になってしまう夫。
昨日は息子の斗和（とわ）とのことで、美和とは言い合いになってしまったのです。
けれど、翌朝キッチンに向かうとそこには変わらず美和が居て、少しだけほっとした旦那ですが、その後、美和に声を掛けると目を合わさないままに冷たく返事をされて…？
◆呼び捨て
場面は、巧が部屋から出たところを、ゆり子が目にしたシーンです。
そこでは、巧にお礼を話すゆり子。
というのもゆり子は、つい最近腰を痛めたこともあり、そんなことを気にしてくれた巧が、幼稚園の方に休みの連絡をしていてくれたのです。
腰の調子は既によくなっており、仕事にはすぐに戻れると思うと話すゆり子。
しかし、巧の方はもうしばらく様子を見るようにと、ゆり子の出勤に関してはOKを出してはくれませんでした。
そうして、そんな話をしていた巧ですが、突然、今日は家事ができないなんて告げてきます。
ゆり子が腰を痛めていた間、家事の代わりをしていた巧ですが、今日は東京に行くなんてゆり子に告げてくるのです。
それから、ゆり子に対しては、突然ゆり子と呼び捨てにして、父親である会長に話をしてくると告げた巧。
真剣な表情でゆり子の方を見つめていた巧ですが…何かを言いかけようとしたのを辞めて、そのまま家を出て行って…？
◆我儘な父親
場面は、ゆり子が自分の父親を、美和の夫が営んでいる病院に連れてきているシーンです。
以前から、脂っこいものを控えるように言われている父親ですが決していうことを聞こうとはせず、今回、医者である美和の夫にもまた、検診で間食を控えるように言われてしまうのです。
そうして、そんな健診終わりに、美和に関してお礼を告げたゆり子。
腰を痛めたゆり子に対して、美和は色々と世話を焼いてくれていました。
しかし、そんな風に美和の話題を出すと、美和の夫の顔は曇ります。
そこでは美和の様子を聞かれたゆり子。
ですが、何も事情を知らないゆり子だったので、美和が結婚指輪を外している理由について、夫は詳しく聞いてみることは出来ずにいました。
◆祖母の気持ち
それから、病院でゆり子は幼稚園で担当している乃々果（ののか）とその祖母と顔を合わせます。
けれど、ゆり子は乃々果の祖母とは気まずい関係で…というのも、乃々果の父親である吉永壮介（よしながそうすけ）がゆり子に惹かれていることを、祖母は良く思っていないからです。
乃々果の母親である沙耶果（さやか）は既に亡くなっており、シングルファザーである壮介ですが、幼稚園教諭であるゆり子との関係は、田舎では噂されるからと嫌な顔をしていた祖母。
そんな祖母ですが、つい最近、自分がきっかけでゆり子が腰を怪我したことを、ずっともやもやとしていました。
そんなこともあり、たまたま居合わせたゆり子の父親も一緒に家に呼んで食事を振る舞うことにした祖母。
ゆり子にとっても気まずい状況でしたが、父親は乗り気なこともあり、その場は断れずにいました。
その後、乃々果の家では食事を作っている祖母に変わって、ゆり子が乃々果の面倒を見ることにします。
しかし、そんな様子を、たまたま家で仕事していた壮介が見つめていて…？
◆結婚生活
壮介と顔を合わせたゆり子は、そこで腰について状態を聞かれて、少し一緒に話をすることになりました。
そこでは、たまたま美和の話になった２人。
そうしてゆり子はそこで、美和が理事長に【結婚がクソだ】と話していたことを笑い話としてしようとするのですが…ゆり子は、そう言い終えた後、自分の失敗に気付きます。
というのも、目の前にいる壮介は既に一回結婚をしており、ゆり子は知らず知らずのうちに壮介を傷つけるような言葉を告げてしまったのです。
そこからは、何を話しても墓穴を掘るようなことしか言えないゆり子。
そんなゆり子に、壮介も酷く不機嫌になりました。
一方で、場面はゆり子が父親と共に、乃々果の祖母が作った食事を食べているシーンです。
そんな中でゆり子と結婚の話となり、すぐに結婚できっこないと否定する父親。
そんな様子を、乃々果の祖母は凄く気になる様子で見ていました。
◆それぞれの本心
場面は、ゆり子が乃々果の家の洗面所にいるシーンです。
そこでは、剥がれていた腰の湿布を新しいものと付け替えようとするゆり子。
しかし、そんなタイミングで壮介が入ってきて、ゆり子の服をめくった背中を見てしまうのです。
さっきのことを思い出して気まずくなるゆり子ですが、壮介は気にした様子はなく、壮介の過去のことや元嫁のことは誰にも共有できるものではないと話します。
ゆり子と圭介で過ごした時間も同じく、誰かが介入することもなく、自分たちにしか共有できるものでしかないと話す壮介。
だから、気まずくならないで良いと言われた台詞に、ゆり子は少しだけ、泣きそうになってしまいました。
それから、場面はゆり子とその父親を、壮介と祖母が送り出すシーンです。
ゆり子を送り出した乃々果の祖母は、隣にいる壮介に心配そうにゆり子のことを話します。
ゆり子の父親はゆり子を結婚できない女だと決めつけていて…そんなことが凄く気になってしまう祖母。
年頃でもあるゆり子が父親のために結婚も我慢しているような様子が、どうしても気になってしまったのです。
そんなことから、同時に、壮介を縛ることも辞めようと考えた祖母。
乃々果が生まれて、壮介には乃々果にとって恥ずかしくない父親として生きてほしいと思っていた祖母ですが、その日、壮介には自由に生きて良いと告げて…？
このシーンは巧がゆり子を片思いしていることもあり、すごくドキドキする展開でした！！
『愛とかいいから抱きしめて』第31話「兆し」感想まとめ
今回のお話は場面がどんどん切り替わり、読んでいて忙しい展開ですが、その分、お話は一気に、色々な人間関係を描いています。
まずは前回のお話のメインだった、ゆり子の幼馴染である美和の浮気に関してですが、こちらは美和の夫が凄く不安そうにしている場面がありました。
家では、どちらかといえば亭主関白な夫。
そんな夫が結婚指輪を外している美和を見て、どう思うのか？
そんなところは、今後も追いかけたいなと思うところです！！
それから、巧に関しては今回、何かを決心した様子でした。
政略結婚が迫っている巧ですが、ゆり子には片思いをしていて…。
２人の関係がどうなるのか、ここも今後が凄く気になるところです。
そうして、今回のメインにもなってくる壮介の家の事情のお話ですが、壮介の義母は、壮介とゆり子が付き合うことには反対でした。
そもそも、この田舎で幼稚園教諭とシングルファザーの恋愛なんて良く思われるはずがないのに…それでも、今回、ゆり子と過ごす中でそんな考えを改めた義母。
壮介には、過去に縛られることなく好きな人と恋愛して良いと、そう告げてきた義母ですが…？
こちらも、凄く今後の展開が気になるところです！！！
次回のお話も楽しみですね！！
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