comicoで掲載中の『愛も憎しみも沈黙の中で(QiangTang TheShubl Website+kkworld+BailiJunxi先生)』の第31話のネタバレと感想をまとめました。
【『愛も憎しみも沈黙の中で』前話あらすじ】
鎮北王(ちんほくおう)は寵愛する沈玉(ちんぎょく)が皇帝である燁帝(ようてい)に抱かれたのだと勘違いしていました。
そんなことから、沈玉と燁帝の関係には亀裂が入ってしまい…?
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『愛も憎しみも沈黙の中で』第31話「大晦日」ネタバレ
◆どこにもない
沈玉は、大切にしていたはずの鎮北王からもらった翡翠の玉飾りが無くなってしまっていることに気付きました。
沈玉のためだけに、鎮北王が特別に作らせたその玉飾り。
沈玉はそんな玉飾りを大切にしながらも、前回の狩りの際にも大事に付けていったのです。
しかし、こうして、狩りから帰宅して身体を動かせるようになった沈玉は、自室の箱の中にそんな玉飾りがないことに気付きます。
…そんな中、思い当たるのは馬車から落ちた際に、雪山で無くしてしまったのではないかということで…そんなことから、ショックを受けて次第に涙を流してしまう沈玉。
ですが沈玉は、諦めずにもう少し探してみることにしました。
◆沈玉の気持ち
場面は、鎮北王の執務室に沈玉が向かったシーンです。
2人の距離は暫く開いていて、あの狩りの日、皇帝である燁帝が沈玉との熱い夜を過ごしたと、鎮北王に【嘘を】告げる出来事がありました。
しかし、そこではそんな話を信じてしまい、自分だけの沈玉が【汚されてしまった】と感じる鎮北王。
そんなことから、鎮北王は沈玉のことを寵愛できなくなっていたのです。
ですがその日、鎮北王は執務室で沈玉のことを考えていました。
燁帝に抱かれたということで失望した沈玉相手ですが…つい先日、鎮北王はわざわざ沈玉の部屋を訪れて、体調を確認しに顔を見に向かっていたのです。
興味を無くしたはずの沈玉相手に、なぜこんなことをするのか自分でも分からなかった鎮北王。
一方で、そんな鎮北王の寝室には沈玉が訪れます。
そこでは、部下から沈玉が来たと報告を受け、少し悩んでから沈玉を部屋の中に入れることにした鎮北王。
しかし、まだ鎮北王の中にはもやもやしたものが渦巻いていました。
◆大みそかの夜
沈玉は、鎮北王と大みそかの夜を過ごしたいと、自分から鎮北王の元を訪れました。
持ってきたかったはずの玉飾りはないものの…こうして、久々に顔を合わせることとなった沈玉と鎮北王。
沈玉にとっては、追い返されると思っていたはずの来訪も、こうしてすんなりと受け入れられて、嬉しくなってしまうのです。
そうして、そんな沈玉ですが、鎮北王の元を訪れてすぐに手話で何とか気持ちを伝えようとしました。
しかし、沈玉の手話は鎮北王には伝わりません。
そんなことから、鎮北王が仕事で使っている紙の端に文字を書かせてもらおうとした沈玉。
ですが、鎮北王は執務室にあるものは使わせないと、冷たい口調で告げてきて…?
◆振り向いてもらいたい
鎮北王は未だに、沈玉が燁帝に抱かれたのだと勘違いしているので、沈玉には冷たく当たります。
けれど、そんな態度を取られた沈玉の方は、部屋にこうして迎え入れられた理由を、もしかしたら奉仕させるために沈玉を追い返さなかったのだろうと考えてしまうのです。
そんなことから、お互いに言葉足らずですれ違う2人。
沈玉は、鎮北王に奉仕するためにも服を脱ぎだすのですが…?
鎮北王は、もちろんそんな沈玉の様子は気に入りませんでした。
沈玉の姿を見ると、用例が嬉しそうに沈玉を抱いたのだと告げてきた、以前の台詞を思い出してしまう鎮北王。
そんなことから、鎮北王は沈玉の顔を強引に、執務室の机に押し付けるようにするのです。
沈玉の顔に墨が付くもののきにせずに、本当ならもっとずたずたにしてやりたいなんて告げる鎮北王。
【他の男を誘惑できなくなれば良い】とそんなことを考えていました。
一方で、沈玉は鎮北王が何を考えているのかわからないままでした。
鎮北王からは、和解を求める態度をするようにと告げられる沈玉。
そんなことから沈玉は、体中に痣が出来るくらい鎮北王には酷く抱かれても、全てを受け入れることにして…?
◆不穏な動き
場面は鎮北王が、何やら書類を見ているシーンです。
書類には玳柔が1人、人を連れてきたいという内容が書かれており、そのまま承諾をする鎮北王。
そんな中、場面は皇帝の住む後宮に変わります。
皇帝である燁帝は、その日部下たちに命令を出しました。
そこでは、鎮北王の武力を削減し、権力も一部奪うと話す燁帝。
そんな燁帝には、とある考えがあって…?
この2人のすれ違い具合が凄く胸が痛い一方で、めちゃくちゃ楽しめる展開なんです!!!
『愛も憎しみも沈黙の中で』第31話「大晦日」感想まとめ
もう、いつまで勘違いしているのー!!!!!と言いたくなるような鎮北王の態度ですが、個人的には、1度、沈玉に捨てられてしまえば良いのになんて思える鎮北王です。
沈玉が燁帝に抱かれたのだと【勘違いしている】鎮北王。
本当は、燁帝は沈玉のことを抱いてはいないんです!!
1人で勘違いして、暴走している鎮北王。
ですが一方で、燁帝が動き出している所も凄く気になるところです。
沈玉を自分のものにしたいと感じている燁帝。
それから、玳柔も何か申請書類を鎮北王に送っていたので、こちらも陰で何か動き出しています。
もうとにかく、そんな感じで健気な沈玉が色々と追い詰められている展開ですが…幸せが訪れる日を待ちつつ、鎮北王には勘違いに早く気付いてほしいなぁと思える展開です!!!
次回のお話も楽しみですね!!!
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