【愛も憎しみも沈黙の中で】30話ネタバレ｜沈玉と鎮北王のすれ違いは続き…？

comicoで掲載中の『愛も憎しみも沈黙の中で(QiangTang TheShubl Website+kkworld+BailiJunxi先生)』の第30話のネタバレと感想をまとめました。

【『愛も憎しみも沈黙の中で』前話あらすじ】
口の利けない沈玉（ちんぎょく）は、皇帝である燁帝（ようてい）と雪山で過ごした1晩は、燁帝によって抱かれたんだろうと、寵愛を受ける鎮北王（ちんほくおう）に勘違いされてしまいました。

そうして、その後の日々では、鎮北王は沈玉の元へ一切顔を見せてもくれず…？

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『愛も憎しみも沈黙の中で』第30話「苦悩」ネタバレ

◆気に食わないこと

場面は燁帝と鎮北王が、沈玉の屋敷の前で出くわしたシーンです。

鎮北王は、燁帝が沈玉を気に入って、まるで奪おうとしているところが気に食わずにいました。

そうしてそれだけでなく、沈玉のことを雪山で抱いたと話す燁帝。

沈玉を寵愛している鎮北王にとっては、それは酷く腹立たしい出来事でした。

 

それから、鎮北王はそこで匈奴のことに関して話題に出します。

匈奴に関しては、国境付近に存在する遊牧騎馬民族のことで、つい最近、雪山に狩りに向かった鎮北王たちを襲ったのも、この匈奴であると…されていました。

しかし、この土地を長く収めてきた鎮北王には、あの日襲ってきたのは匈奴ではないとすぐにわかったのです。

 

◆燁帝の策略

鎮北王は驚いたような燁帝に、自分が治める土地の匈奴くらい把握しており、あの狩りの日に襲ってきたのは匈奴ではなく【匈奴に見せかけた皇帝側の人間】だろうと燁帝に迫りました。

そんな燁帝の狙いは沈玉のはずで…まんまと沈玉を雪山で遭難させてしまった鎮北王。

玳柔も絡み、沈玉の行方を曖昧にさせることで…一方の燁帝は、遭難した沈玉を鎮北王よりも先に見つけ出し、雪山で１晩を過ごすことになったのです。

 

全ては燁帝の策略のうちで、沈玉を抱くためにもあぁして襲撃を起こさせたのだろうと話す鎮北王。

一方で、そう告げられた燁帝の方は満足したように微笑みながら、沈玉との１晩は最高だったと、鎮北王を苛立たせるようにそう告げたのです。

 

◆沈玉の存在

鎮北王にとって、燁帝に犯された沈玉は寵愛していた相手ではなく【手垢のつけられたただの口の利けない人間】になってしまいました。

燁帝に抱かれたことがどうしても許せない鎮北王。

…ですが、鎮北王はあれ以来顔を合わせていない沈玉の顔を見ずにはいられず、少しだけ状態を見ようと沈玉の屋敷に入りました。

 

そこでは、久々に見た沈玉のやつれた顔を見ながら、やっぱり燁帝のことを考えてしまう鎮北王。

しかし、鎮北王は自分がどうしてこんなに苛立っているのか、理由は分からずにいました。

そうして、そんな鎮北王ですが、苦しそうにしながら眠っているそんな沈玉が、自分が送ったあの男物の着物であると気付きました。

着物を強く掴みながらも、眠りながらに泣いている沈玉。

そんな様子を見て、鎮北王は途端に苦しい気持ちに襲われます。

 

あの日…自分が先に見つけていたら…そんな風に考えながら沈玉の手をつかんだ鎮北王。

すると、眠っているはずの沈玉ですが、まるで鎮北王に手を握られたことに気付いたように、少しだけ穏やかな顔に変わって…？

 

◆兄妹の内緒話

それから少しした日のことです。

王妃である玳柔（だいじゅう）は、２日続けて鎮北王に謝罪をしたいと面会を求めるものの、一切、顔を合わせることは出来ませんでした。

というのも、狩りの日に沈玉を突き落とすようにして馬車から落としたことは鎮北王にはバレており、玳柔はそんなことを鎮北王謝罪しようとしても、一切受け入れてはもらえなかったのです。

 

そんな中、玳柔の兄で皇帝でもある燁帝（ようてい）は王都に戻る日になって…そこでは、玳柔のことを連れて帰らず、鎮北王のもとで過ごすように話す燁帝。

鎮北王からは玳柔のことを連れ帰るように言われていたものの、燁帝がそれをすることはなかったのです。

そうして、玳柔には我慢を覚えるように告げた一方で…耳打ちするように【渡したものを大事に保管する】ように告げた燁帝。

玳柔も、そんな燁帝の言葉に嬉しそうに頷きました。

 

◆無くなってしまったもの

時期はすっかり年の瀬を迎えていました。

バタバタとトラブルを起こした燁帝は既に去ったものの…沈玉の宮には、一向に鎮北王が顔を見せてくれることはありませんでした。

そんなことを寂しく思う沈玉。

 

そんな中で沈玉は、だったら自分から会いに行こうと準備をすることにします。

その際、以前、鎮北王に送ってもらった翡翠の玉飾りを身に着けていこうと感じますが…部屋の小箱からは、玉飾りが消えていて…？

『愛も憎しみも沈黙の中で』第30話「苦悩」感想まとめ

お話は今回も、鎮北王と燁帝は沈玉を巡ってピリピリしています！！

そうして、燁帝は玳柔と共に何か企んでいる様子があって…今後も何かトラブルが起きそうな様子に、凄くハラハラする展開でした！！

 

一方で、沈玉と鎮北王もぎくしゃくしたままです。

なにより、今は身体が弱っている沈玉なので、本当のことを鎮北王に伝えることもできなくて…そんなことから、段々と悪い方に進んでしまう２人の関係は読んでいて心配になるほどでした。

本当に、すれ違いばかりの沈玉と鎮北王。

今後、また甘々なシーンが見れると良いのですが…。

 

そんな感じで、次回のお話も凄く気になる展開ですし、次回は少し仲良さそうにしている沈玉と鎮北王の様子が次回予告から見れるので期待出来たりします。

２人の距離は縮まるのか？

次回のお話も楽しみです！！

 

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