【愛も憎しみも沈黙の中で】29話ネタバレ｜鎮北王の誤解は、未だに解けないままで…？

comicoで掲載中の『愛も憎しみも沈黙の中で(QiangTang TheShubl Website+kkworld+BailiJunxi先生)』の第29話のネタバレと感想をまとめました。

【『愛も憎しみも沈黙の中で』前話あらすじ】
鎮北王（ちんほくおう）に寵愛されている沈玉（ちんぎょく）ですが、雪山で遭難していたところを、皇帝でもある燁帝（ようてい）に助け出されました。

一方で、沈玉と燁帝が1晩雪山で過ごしていたことを、鎮北王は良く思わなくて…？

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『愛も憎しみも沈黙の中で』第29話「何事もなかった」ネタバレ

◆伝えられない

場面は沈玉が鎮北王に、燁帝に１晩、雪山で抱かれたんだと勘違いしているシーンです。

口の利けない沈玉は、鎮北王にそんなことはなかったんだと伝えようと必死になります。

しかし、紙も筆もない中で、意思の疎通の方法もなくて…そんなことから、雪山に座り込みながらも、何度も首を振って２人の間には何もなかったのだと伝えようとする沈玉。

 

一方で、燁帝はそんな様子を見て、沈玉がこの寒い中座り込んでいる様子が心配になり、声を掛けました。

沈玉はまだ熱が出ているはずで…それなのに、座り込んでいる沈玉をそのままにしている鎮北王。

ですが、そんなふうに燁帝が近づいてきたのを見ると、鎮北王は沈玉のことを抱き上げるのです。

鎮北王の胸の中でも必死に、燁帝との間には何もなかったと首を振る沈玉。

けれど、沈玉はそのまま鎮北王にもたれかかるようにして意識を失ってしまいました。

 

◆鎮北王の牽制

鎮北王は、そんな風に意識を失った沈玉の頭に手を伸ばします。

ため息をついて、沈玉の顔を眺める鎮北王。

そうして、そんな様子を不思議がる燁帝に声を掛けられると、鎮北王は沈玉のことを抱き上げ、もう構わなくて良いと牽制するように燁帝には声を掛けるのです。

 

そうして、沈玉たちが去り、後に残された燁帝。

そんな燁帝は２人の姿を見ながら、鎮北王にとってはやっぱり沈玉は特別な存在なんだと再認識することになりました。

 

◆会いに来てくれない

鎮北王たちは、その後狩りを切り上げ、屋敷に戻ることにしました。

しかし、屋敷に沈玉を送り届けた後、鎮北王が沈玉のもとに顔を出すことはなくて…？

 

沈玉は、狩りから帰宅してから、殆ど寝込む日が続いていました。

そうして、そんな様子に不満を漏らす医者の扁十四（へんじゅうし）。

そもそも扁十四は、沈玉の身体が弱いことから、狩りで連れまわすことなんて反対だったのです。

そんなことから、いつものように口数多く治療を進める扁十四。

ですが、沈玉は、顔を見せてくれない鎮北王のことばかりを気にしていました。

 

◆扁十四と燁帝の関係

一方で、そんな風に沈玉が口を聞けないことから１人で騒がしく話していた扁十四ですが、そんな扁十四の元には燁帝がやってきました。

なにやら、顔見知りの様子の２人。

扁十四は、突然現れた燁帝に少しだけ困ったような顔つきになります。

 

それから、扁十四はそんな燁帝からとある手紙を受け取りました。

というのも、それは扁十四を都へと呼び戻す手紙で…今は、この北部にいる扁十四ですが、本来は都で医者をしていた様子なのです。

ですが、今はここから離れないなんて話した後にそそくさと燁帝の前を去る扁十四。

そうして、部屋には沈玉と燁帝だけが残されました。

 

◆衣類の汚れ

沈玉には気さくに話しかけた燁帝ですが、沈玉の方は顔を燁帝から背けてしまいます。

そもそも、沈玉と鎮北王の不仲のきっかけを作ったのは燁帝のこともあり、沈玉は燁帝を避けようとしているのです。

しかし、そこでは顔を見せに来ない鎮北王の話題が出て、少しだけ傷ついてしまう沈玉。

そんな言葉に沈玉は、もやもやとしてしまいました。

 

それから、つれない様子の沈玉の部屋を出た燁帝ですが、そんな屋敷の外では鎮北王と顔を合わせました。

沈玉には瞬く顔を見せていない様子の鎮北王に、少しでも顔を見せたほうが良いと声を掛ける燁帝。

ですが、鎮北王がそんな風に声を掛けられたことが気に入らなく思えるのです。

 

なにより、沈玉は自分のもののはずなのに…燁帝に取られてしまったように感じる鎮北王。

燁帝には、普段から妻や妾を衣類のように考えているんだろうと告げられたことも気に障りました。

沈玉のことに当てはめるように、沈玉のような【もう汚れた衣類に興味がなくなったんだろう？】なんて、燁帝には声を掛けられた鎮北王。

それは、実際にそう考えている鎮北王には凄く納得できる言葉でした。

寵愛していた沈玉は手垢を付けられてしまって…ですが同時に、そんなことにイラついた鎮北王は燁帝に対して、人の衣類を盗む趣味があるのかと口にして…？

『愛も憎しみも沈黙の中で』第29話「何事もなかった」感想まとめ

今回のお話は燁帝と鎮北王のバチバチ具合が見れますね！！

沈玉のことめちゃくちゃ一途に愛している鎮北王ですが、とにかく嫉妬深くて…そんな展開も最高でした！！

今まで妻や目陰のことは衣類としか思えなかった鎮北王。

そんなやり取りも、すごく見ていてハラハラするシーンでした！！

 

そんな中、燁帝に関しては、今現在どんな心境なのか明かされていないところも気になるところです。

以前までのお話では沈玉を手に入れたいだとか、沈玉に対して勃起してしまった様子だとかが描かれていたシーンもありましたが…今は、鎮北王を前にして大人しいんですよね。

元々、鎮北王とは兄弟の杯を交わしている２人ですが、皇帝である燁帝の方が少し上で…そんな燁帝だからこそ、もっとぐいぐい沈玉のことを奪いにかかると思ったのですが…。

そんなことはなくて、沈玉と鎮北王の様子を１歩引いて見つめているような燁帝。

 

今後の展開はどうなるのか？

そうして、前回のお話の中で沈玉の指の関節を気にしているシーンもありましたが、そこに何か秘密はあるのか？

お話は、今後も気になる展開です！！

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