comicoで掲載中の『愛も憎しみも沈黙の中で(QiangTang TheShubl Website+kkworld+BailiJunxi先生)』の第11話のネタバレと感想をまとめました。
【『愛も憎しみも沈黙の中で』前話あらすじ】
鎮北王（ちんほくおう）の唯一の正妻である玳柔（だいじゅう）から嫌がらせを受けていた沈玉（ちんぎょく）ですが、その見せしめとして玳柔の侍女が処罰を受けました。
それから、鎮北王はより、沈玉のことを可愛がって…？
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『愛も憎しみも沈黙の中で』第11話「隠す」ネタバレ
◆ずっと呼ばれていなかった名前
沈玉は、鎮北王から玉（ぎょく）という名前で呼ばれたことが嬉しく思っていました。
昔からきちんとした名前を付けられていたこともなくて、沈玉と呼ばれてもただの呼び名としか思えなかった沈玉。
しかし、鎮北王から玉と呼ばれると、凄くその名前が特別に思えてくるのです。
そうして、いつしか名前が呼ばれたことが嬉しくなって泣いてしまった沈玉。
そんな嬉しそうな様子を見て、鎮北王は今後も玉と名前を呼ぶことを約束してくれました。
それから、自分の名前の字もその場で書いて教えてもらい、より嬉しく思えた沈玉。
そんな時、沈玉は鎮北王の名前も知りたくなりました。
けれど、口の利けない沈玉はそれを伝えることが出来ないでいて…？
◆鎮北王の名前
沈玉は、なんとか鎮北王の名前が知りたいと伝えるため、手をバタバタと動かします。
けれど伝わらない様子で、焦りながらもそっと人さし指を付きだして、鎮北王の胸元に向けた沈玉。
すると、鎮北王はそこで、沈玉が名前を知りたがっていることに気付いてくれました。
それから、鎮北王は、沈玉の名前を教えた紙の隣に【君玄梟（くんげんきょう）】と名前を記します。
そんな名前を見て嬉しくなった沈玉。
そうして、鎮北王の方も、そんな沈玉のことが凄く愛おしく思えたのです。
◆幸せな時間
結局、その日は沈玉のことを抱きたいと思った鎮北王ですが、少し前に沈玉のことを良く思わない王妃の玳柔（だいじゅう）が、沈玉に毒を飲ませて倒れたばかりであり…沈玉のことを労わることにします。
そんなことから、沈玉のことを抱き寄せた後、抱きたいことを堪えて寝台まで運んだ鎮北王。
そこでは、また明日、字を教えると約束して去っていきます。
一方で、沈玉は今日の出来事が凄く満たされている気がして、微笑みながら目を瞑って…？
◆新たな側室に
場面は鎮北王が、沈玉を側室にすることを側近である宋青（そうせい）に告げたシーンです。
しかし、そんな鎮北王の決定に、宋青は不安げな顔つきに変わります。
なにより、沈玉は男で…なのに側室にするということを聞いて、困ってしまった宋青。
けれど、なかなか言い出せずに、結局鎮北王には凄まれてしまい、その通りにことを進めることにしたのです。
一方で、そんな様子を見ていた宋青は、鎮北王がそれだけ本気なんだと感じます。
なにより、今までは王妃である玳柔に嫌がらせをされてしまう立場の沈玉ですが、側室となれば正妻でもある玳柔も、そう簡単に手出しできない存在となるからです。
玳柔との結婚は、そもそも皇帝からの指示のもとだったものの、その後は一切、妻を迎えることがなかった鎮北王が、こうして沈玉を妻に迎えるなんて…。
宋青は、鎮北王の話を聞きながらそう考えていました。
◆側室としての名前
そんな中、鎮北王は宋青から、沈玉に側室としての名前はどうするのかと尋ねられます。
そこでは少しだけ考えた後に、すぐに【隠（いん）】と答えた鎮北王。
鎮北王は、側室として沈玉を傍に置きながらも、誰にも見られないように隠すという意味で、沈玉には側室名として隠と名付けることに決めました。
沈玉を自分だけのものにすると、そんな風に決心する鎮北王。
それから、そんな風に沈玉を側室にするという決定を、王妃でもある玳柔に伝えることになるのですが…？
ここ、めちゃくちゃ照れているような嬉しそうな沈玉が、本当に可愛いんです！！そうして、そんな沈玉を愛おしそうに見つめる鎮北王の表情も必見です！！！
『愛も憎しみも沈黙の中で』第11話「隠す」感想まとめ
今回のお話は、どこか平和で甘々なやりとりが多くて、読んでいてもう、胸がきゅんきゅんする内容でした！！
なにより、鎮北王が沈玉のことを、すごく愛おしく思えちゃう今回！！
お話のラストでは、沈玉のことを側室にする話まで出ていましたよね！！！
側室にする沈玉には隠（いん）という、隠しておいて誰にも見せたくないって意味の隠という名前を送ることにした鎮北王。
もう、沈玉のことをめちゃくちゃ溺愛しているのは分かるのですが…？
でもここで問題なのって、沈玉の性別が男ってことなんですよね。
それも前回のお話の中で、医者の扁十四（へんじゅうし）が沈玉の性別が男だってことを、沈玉を気に入らない王妃の玳柔に漏らしてしまったので…絶対、玳柔が沈玉を側室にすることは反対しますし、すんなりと進む気がしません！！
沈玉は、今後どうなっていくのか？
次回のお話も楽しみなところです！！
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